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召還当日 2


不知火さんは世界的にも有名なお嬢様で少し気が強い。でも金髪で綺麗な髪と、お人形さんみたいな顔には憧れる。

緒形さんは方言が濃いのが特徴。いつも教室の中が明るい。そんな緒形さんは黒髪に後ろで結わいた髪。たこ焼の謎のヘアピンをしてて面白い人だ。


「緒形さん、不知火さん!」


「おはようさん。そんでさっきの話、ホンマに忘れたんか?」


うっ……なんで緒形さんにそをんな事聞かれなきゃいけないの?

ここは何か誤魔化さないと。


「本当に忘れちゃった…それより、緒形さんって友達付き合い上手いよね!」


「あかんよ、私を誤魔化すのは百万年早いっ! でも如月さんより草壁に聞いた方が早いな」


緒形さんは行動力がある。直ぐ様近くにいた陸斗を捕まえてこっちに引っ張ってくる。無理矢理連れてこられて陸斗は不機嫌そうにしてるけど緒形さんは笑っている。


「で、実際はどうなん?」


「……ハァ?」


「ななな何でもないよー!!」


慌てて緒形さんの口を塞ぐ私。そんな私達を不思議そうに眺める陸斗。何故か不機嫌な不知火さん。微笑んでいる弥生。

これから待ち受ける運命も知らずにただ、この時は幸せに笑っていた。














◇◇◇


全ての授業が終わり帰ろうとした時、私と弥生は先生に呼び止められた。


「如月と御門。すまないが、ちょっと教室に残っててくれないか?」


突然の頼みに思わず私と弥生は顔を見合わせる。先生は困った表情をして返事を待っていた。断る訳にもいかず、結局承諾した。

でも肝心な事を聞いてない。


「教室で何するんですか?」


「あぁ。生徒会の仕事を少し手伝って欲しいんだ。人手不足でね……それじゃ、他の生徒も呼んでくるからここで待っててくれ」


さっきの困った顔じゃなく、微笑んで言うと先生は急いで教室を出て行った。


「もぅ……こんな事なら早く帰れば良かった」


「まぁまぁ、音。 他にも来るみたいだし、きっとすぐ終わるよ」


弥生はやる気満々らしく、笑顔だった。私は思わずため息を付いた。

そして待つ事、10分。先生が呼んできた生徒が来た。でもその生徒は私もよく知る人物だった。


「げっ! 陸斗っ」


「なっ……音?」


思ってもみなかった。

教室に来た生徒は陸斗、不知火さん、緒形さんの三人だ。なんでこのメンバーなんだろう。これじゃ、余計に仕事が進まない気がする…。

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