ゲームーGAMEー
『いないぞ…?』
『先生が消えた?』
『ヤバイんじゃね?』
すぐに教卓に向かった生徒は呟き始め、間もなく泣き始める女子生徒も現れた…
俺の親友であり実行委員の勇真は立ち上がり
『みんな静かにしろ、今は授業中だ、席につけ!俺は職員室にいって話してくる‼』
そういって彼は教室を出た。
さすが実行委員、冷静クンだな…
俺は心の中で茶化すと目覚めてあまり回らない頭の中で現状を処理する…
・先生が消えた
・勇真が職員室に向かった
・………?
あれ?
これだけェェェェ⁉
俺は自分の頭が悪いこと今気づいたようだ…orz
しばらく落ち込んでいると、さっき教室をでた勇真が帰って来て状況を説明し始めた。
『俺は校内を探し回ったが職員室にも他の教室にも教師はどこにもいなかった…さらに一部の生徒はパニックを起こしている…』
そして深刻そうに何かを述べようとした…
そのとき…
放送が流れ始める…
まず聞こえたのは、放送委員らしき人間の絶叫だった…
クラスの生徒は絶句した。
その約3秒後…沈黙を切り裂くように男の声が放送で流れた…
【やあ、今日は!
僕はこのゲームの主催者の
《裏生徒会長》だよ☆
今から君たちにゲームを行ってもらおうと思う。
君たちに拒否権はない、なぜなら僕は裏であっても《生徒会長》だからね!
簡単にルールを説明するよ
まず───】