第3話◎新たな出会い
時々文章がおかしくて読みづらい時があるかもしれません。少しずつ出来るときに進めていきますのでよろしくお願いします。
数日後…
二人は
荒野、草むら、岩山などを
乗り越えて、1つの
小さな村に辿り着きました。
食料調達のため
二人は村を歩き回りました
するとそこに
小さな子供が道端に
座ってこちらを
ジッと見ていました
男の子
「お前達は誰だ
よそ者は出ていけ!」
子供は突然
夏木達に石を投げ始めます。
ブラッド
「…きっと過去に
何かあったんだな
この村は」
ブラッドがソッとつぶやき
辺りを見回しました
するとそこには
子供しか生活をしていなく
大人が
1人も存在しないではないか
ブラッド
「おかしい…大人の気配が一切感じられない。どうなっているのだ」
ブラッドは険しい表情で
夏木と顔を合わせました。
この村の名は「カーネン村」
小さな村だが人口が多く、活気があり賑やかな村だと評判のある場所です。
しかし、周りには
大人が存在していなく、
7、8歳だと思われる子供達が木の棒を持って夏木達を睨んでいます。
一体…活気のあったこの村に何があったのでしょうか。
夏木は子供達にソッと近付き
何があったのかと
問い質そうとします。
すると子供達は
持っていた木の棒を振り回し
叫び始めました。
子供A
「お前達は何者だ!」
子供B
「お前達も魔法を使う
悪い奴等なのか!?」
子供C
「この村から出ていけ!」
酷い言われようですが
子供達は必死に叫び
次第には涙を流す始末。
魔法を使う悪い奴等…
その言葉に深く反応した
夏木は唯一
まともに使える魔法
「キャンドリア」を唱えます
キャンドリアとは人の暴走した心を読み取り、気持ちを静める事ができる癒し魔法です。
すると子供達は
落ち着きを取り戻し
恨みのこもった野獣の目から
優しい目に戻りました。
夏木
「この村に何があったか… 聞かせてくれないかな?私は夏木。決して怪しい者じゃないから安心して?」
優しい声で
子供達に話しかけます。
子供達はお互い顔を合わせ
口を開きました。
子供A
「オイラはアース」
子供B
「僕はナミビア」
子供C
「私はリスナーです」
子供達は1人ずつ名を名乗ると少しずつ話し始めました。
アース
「数年前に…この村に奴等が来たんだ!」
ナミビア
「父ちゃん達を…殺していったんだ」
リスナー
「ママを連れていかれたわ」
奴等とは…最近世界中で悪事を行う集団のこと。逆らう者は問答無用で命を奪うという凶悪な犯罪者達です。奴等は闇系の魔法を使い、相手を死ぬ間際まで苦しめ、ジワジワと命を奪っていくのだという。
詳しい話を聞くため
夏木達はアースの家に
向かうことにしたのでした
アースの家はすべて木で出来た丈夫な作りの家でした。
アース
「二人ともそこに座って!」
親から教わったのか
手際よくカップを取り出し
温かい飲み物を夏木達に
手渡しました。
ブラッド
「俺はブラッド。夏木のガードをやっている。さっきの話…詳しく聞かせてくれ」
アースはうなずき
静かに話し始めます。
この村には食料も自然も豊富に存在するため野党に狙われやすい。そのため、凶悪な犯罪者達に目をつけられたと考えられる。
今問題の集団は
「ダッドウィンダー」という名で世界中を回り、財宝や食料などを奪い、快適な暮らしを夢見てるという。目的の為には手段を選ばず、人の命も簡単に奪ってしまうのです。
奴等の魔力は強く、1人に10人以上が相手をしても手を尽くせなかったという…
夏木
「そんな恐ろしい集団が世界を渡り歩いてるだなんて…」
ブラッド
「…想像以上だな」
アースはふと立ち上がり…
アース
「なぁ!オイラも旅に連れていってくれよ!」
夏木達は驚き
理由を問い質しました。
アース
「オイラ…もっともっと強くなりてぇんだ!…今回も…父ちゃん達を守れなかった…。なぁ、頼むよ!」
真剣な眼差しで少し涙を浮かべ二人を見つめました。
夏木は少し考え…
夏木
「うん…私はいいよ。私も家族を救うために今旅をしているの。あなたの気持ちはすごくわかるわ」
するとブラッドも
少しため息をつきながらだが
ブラッド
「…いいだろう。しかし外には危険な魔物がたくさん存在する。俺も守りきれない時があるだろう。そんな時は自分で自分の身を守るんだぞ」
そうブラッドはアースに教え
仲間に加える事にした。
新しい仲間が増え
また旅を始めるために
食料を荷物に詰め…
三人並んで
子供達に別れを言って
それぞれ目標を
深く心に刻んで
1歩1歩…ゆっくりと
広い広い大地に
足を踏み入れました。
なんか話の展開が早くて
ついてこれない時が
多々あるかもしれません…。
かなりの初心者なので
優しい目でこれからも
読んで頂けると嬉しいです