表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編童話シリーズ

我が輩は猫である 名前はもうない。

作者: 敬愛

我が輩は猫である 名前はもうない


丁半バクチに精を出している


子分達の為に


ここは賭場


「ニャ-」「ニャ-」


猫語が分かって貰えるのがありがたい


母上様はいつも言っていた


「私は空気に囚われたシャボン玉


フワフワ飛んでいるがやがて弾ける」と


自分はそのように生きたくなくて


バクチ打ちなんて根無し草な生活をしている


嫌な夢を見た


こないだ「ニャンコスター」のコンサートに行った時


MY ニャンコ端から開くと


ニャン(10)ニャン(J)ニャン(Q)ニャン(K)ニャン(A)


ロイヤルストレートニャンコフラッシュ!


とかいう歌を聴いて


「そいつは勝てねぇ」という夢だ


「我が輩ポーカーなんてやらないニャン


負けるはず無いニャン」と思ったが


その日賭場に行くのは少し気が重かった


負けがこみ始めた


このままではロスカット(外国為替証拠金取引


における証拠金の割り合いが一定値より少なくなると


ポジションが強制決済される仕組み)になってしまう


何故そんな仕組みがあるかと言うと


実はこの賭場はコンピューター賭場だったのだ


ネコ語がわかるのもそのせい


西暦3千年になったら何でもあり


ピーンチ!


その時「チャメ兄貴!チャメ兄貴!」


と呼びかけてくる奴がいた


「誰ニャン?」


「ゴンです。チャメ兄貴記憶を無くしているんですよ


さぁこれを食べて下さい」


カルカンだった


「それと金です 飼い主様から預かってきました」


なんかモヤモヤするが資金が出来た


ニャン(半)ニャウ(丁)ニャウ(丁)ニャウ(丁)


勝った~!


カルカンを食べて


記憶を取り戻したチャメは


母上様の所へ帰って


いきましたとさ


今度は子分達が代わりに賭博をするようです


わけがわかりません。作者が病気だと明かしてからの第一弾作品。


自分の子供にはとても読ませられない童話。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 「我が輩は猫である 名前はもうない。」を拝読しました。猫が賭け事をするなんて、ユーモラスな物語ですね。最後に主人公の猫が博打に勝って良かったです。読後感も爽やかでした。楽しく面白い作品ですね…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ