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第1話



 西の産業都市、サンシティの城下町、ウォール・ストリート。


 約300年の歴史を持つこの街は、西の大陸に位置する二大王国のひとつで、大陸の北部を領土とするサンマリノ王国の王都である。


 サンマリノ山脈を越えた先にあるユーラシア高原の中ほどにあり、清らかな湖と、美しい緑に囲まれた自然豊かな立地に、背の高い城壁に囲まれた石造りの街並みが見渡す限りに広がっている。


 丘の上に建つティターノの塔は街のシンボルとして親しまれており、標高3600m余の高さにある街並みは、日照時間が長く、「太陽の街」ともよばれている。


 古くは、エルフの一族も住んでいたらしい。


 湖上にある王家の城「サンマリノ城」は、木々が連なるフォレスト地区の中央に鎮座し、夕日に照らされて輝く様が美しい。


 城下町は粘土瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで知られ、赤褐色の重厚な商家の街並みが、昔日の繁栄を象徴している。


 町外れには高原の風を利用した風車小屋が並ぶ。


 金属を精錬・鋳造する職業や職人、およびその細工場が街の至る所に散見し、イスカンダル銅山を中心とする鉱山都市へと発展した歴史が、色鮮やかな街の情景を形作っていた。


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