7話
「次の調べの話だが」
ソディ「最近仕事多いわね」
「休みを与えてもいいんだが…やることはあるのかい?」
ソディ「…」
リュード「それじゃ次の話をお聞きできますか」
「それでは話そう」
カプリ「また会社員かな」
「残念。今度は高校生だ」
フーガ「高校生か…」
「ここにいる全員は通れなかった道だな」
ソディ「それで?」
「今度は同じ高校から二つの依頼が同時に来た」
リュード「ほう…同じ内容ですか?」
「いや、別件だ」
カプリ「高校に潜入するのか?」
「潜入組と捜索組に別れて欲しいと思っている。流石に同時期に4人も高校に入れないからな」
フーガ「2人くらいなら入れるのか…」
「コネを使えばな」
ソディ「私はパス」
「そうだろうな。ソディには捜索組に入ってもらう。そしてカプリ、君も捜索組だ」
フーガ「それじゃ僕とリュードが高校潜入組かな」
「そうなるな。それで入ってもらうのは1年生と2年生のクラスだ」
リュード「勉強はしているとはいえ、高校生の授業についていけるでしょうか?」
「それは安心してくれ。小型のマイクと小型のカメラを2人ともに仕込むからな」
フーガ「それなら大丈夫かもしれないね」
リュード「それで調べとしては?」
「教師によるセクハラとクラス内のイジメだ」
ソディ「!」
カプリ「なるほど。捜索組は僕達が適任ってわけだ」
「フーガとカプリには一年生のセクハラの調べを。リュードとソディは2年生のイジメの調べを」
ソディ「カプリ、わかったら私にも教えなさいよ」
カプリ「わかったらね」
「あまり無理をしないように。そして顔を知られないためにも顔は変えさせてもらう」
ソディ「ぶっ潰す…」