3話
カプリ「オッケー。それじゃこの後集まろうか」
リュード「それで?」
カプリ「やっぱりR作戦であーる」
リュード「ま、そうなるのが普通だよね」
カプリ「っつーことで、よろしくー」
リュード「了解〜」
―
フーガ「さて、この醜い世界を見るとしよう」
―
「これでよかったんでしょうか…」
ソディ「ま、何とかなるでしょ」
フーガ「これから君はどうしたい?」
「どうしたいって言うのは…?」
フーガ「社会的報復を遭わせたいなら死ぬのが一番効果的かな。次に引っ越し。他の方法としてはそれなりに苦痛に悶
えてもらって主犯格を含め全員に罰を与えるか。色々手はあるよ」
「死ぬとは…」
ソディ「代役を立てるだけだ。実際に死ぬ訳じゃない」
「今ここにいる皆様は…」
フーガ「そう。一度は自分の人生を捨てた人間だったものたちさ」
「そんなことが可能なんですか…」
ソディ「だからいるんだろうが」
カプリ「ソディは相変わらず怖いねぇ」
ソディ「聞こえてんぞ」
リュード「それでどうする?もう証拠はある。先生、学生全員に罰は与えられる」
フーガ「まぁ、一つ言えることはその証拠を使って人を脅すようなことは学生中はしないことをお勧めするけど」
「今度は私が…ですか」
ソディ「頭良い子ならなんで虐められるかねぇ」
カプリ「言葉に詰まったりすることが気に食わないとかそんなクソみたいな理由じゃないのか?」
フーガ「それでもいじめる奴は良くないんだよ。例え、自分達が悪くないと思っていても相手がイジメだと思えばそれは
もう既にイジメなんだ」
リュード「ま、夜も遅いしそろそろ解散しようか」
フーガ「それじゃ僕たちのことはご内密に。君の周りには色々と目や耳があるからね」
「いえ、そんなことはしません。今回はありがとうございました」