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逃げるは恥ではない。  作者: はりまる
22/24

22話

カプリを布団に入れたあと、リュードが吐露する。


ソディとフーガはただただ静かに相槌だけをする。



リュード「ありがとう。すっきりした」


フーガ「…」


ソディ「結局、あんたたちは後悔してるの?」


フーガ「ソディ…」


リュード「もちろん、死んでいた方が良かった。そんなことは思っていない。だけど…人が苦しむ姿もあんま

り見たくない…」


そう、いくら特殊な環境にいるとはいえ、年齢は中学生並みなのだ。


そんな未成年が地獄なようなところを何度も目にしている。



壊れない方が異常なのである。


ソディ「だったらそれより早く動くしかないんじゃないの、今は無理だとしてもやめたらあんな事件がいつま

でも起こり続ける。それを見て見ぬふりをできるんだったら…いいんじゃない」


そう言い残し、ソディは部屋を出ていった。


リュードは何も言わず、机に突っ伏していた。

フーガは立ち上がり、コーヒーを淹れる。



カプリは目を覚ます。


いつの間にか部屋に戻って来ていたみたいだ。


ついつい寝ていてしまったみたいだ。


カプリ「喉乾いた」


部屋を出て、リビングへ行く。


部屋に入ろうとするとソディがリュードに対して少しだけだけど怒りを顕にした。


怒った時のソディには触れては行けない。


内容もそこそこに隠れる。


直後、扉が開きソディが外に出ていく。


ソディが部屋に入ったことを確認したあと、リビングに入っていく。


そこには突っ伏しているリュードとキッチンでコーヒーを淹れているフーガがいた。


カプリ「一杯くれ」


フーガ「砂糖、牛乳入りでいい?」


カプリ「今はブラックが飲みたい気分」


フーガ「そっか」



その時飲んだコーヒーはいつもより苦く感じた。


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