18話
ソディ「それならフーガはお留守番ね」
「いや、アシストには回ってもらう」
リュード「それは流石に酷いんじゃないかな」
フーガ「大丈夫。もう何も怖くない」
カプリ「それで今回は何が?」
「今回は…」
―
ソディ「胸糞悪い」
リュード「女の子が糞とか言っちゃダメだろう。実際気に食わないことはあるけど」
カプリ「フーガが消えて半年…同じ人間がまた虐めてるって?なんの冗談だ?」
ソディ「担任も悪びれもせず、のうのうと続けている。教育委員会はどうなっているの?」
リュード「しかも虐められているのはフーガの唯一の親友って話だろう」
カプリ「でもその親友もイジメに加担してたんだろ」
フーガ「彼は何もしていない」
カプリ「何もしないのが加担なんだよ。傍観者は虐めている本人たちとなんら変わりない」
リュード「傍観者効果なんて言い訳に過ぎない。恐れるんだよ。次自分に標的が向かないように」
カプリ「結局自分がイジメられることになっているけどな」
ソディ「そりゃあねぇ…標的が消えちゃったんだもの」
リュード「一度快楽を味わったら抜けられない…イジメは麻薬の一種なのかな」
カプリ「ストレス発散で虐めるとか快楽殺人者となんら変わりねぇ。単なるど変態どもじゃねぇか」
ソディ「ゴミは臭う前に処理しないとね」
カプリ「腐敗は感染するからね」
リュード「学校一つ消してしまっても問題ないでしょう」
「やりすぎは注意で」
―
今回の潜入はカプリのみ。
フーガ、リュード、ソディは監視役に回った。
カプリと他2名による監視カメラの設置、盗聴器設置。
監視役を務めていた3人は気持ち悪すぎて吐き気を催したという。
カプリ自身もイジメを見た。
それはとても酷いものだった。
性的イジメ、食事の異物混入なども含め、全ての証拠を入手した。
後に語ったカプリは一言だけ。
“あれは人間じゃない”そう言い残した。




