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逃げるは恥ではない。  作者: はりまる
10/24

10話

龍斗「なるほどね。こんなイジメか…子供だな」


カズト「どうにかできるの…?」


龍斗「カズト君はどうしたいの?」


カズト「もう虐められたくないんだ…虐めがなくなるんだったらどうなったっていい」


龍斗「他の人に標的を移すとかでもいいのかな?」


カズト「それはダメ!虐める人をどうにかしないと!」


龍斗「そうか。虐める人がどうなってもいい?例えば悲劇に巻き込まれて死んじゃったり」


カズト「かわいそうだけど…もうすでに彼らは1人を殺しているんだ…」


龍斗「な…それは本当かい…?」


カズト「僕の友達だった…でも僕はその子を助けてあげられなかったんだ…その報いが今僕にきているん

だ…こんなに辛い思いをしていたなんて思わなかったんだ…」


龍斗「そんなことはない。虐めている奴が悪いんだ。何があったとしても虐めていい理由にはならないん

だ」


カズト「龍斗くん…」


龍斗「それじゃ加害者とされたことを教えてくれる?」


カズト「加害者は…クラス全員だ」


龍斗「え…」


カズト「虐められた内容は…」



カプリ「マジかよ、高校生気持ち悪いな」


ソディ「所詮子供に毛が生えたくらいのもんよ」


カプリ「人殺しておいて自分達は知らぬふり…そして友人に罪を擦りつけ、さらに虐めが加速…クソだな」


ソディ「まともな人間を見てみたいわ」


カプリ「少なくともこの学校にはいなさそうだな。先生も含めて」


ソディ「あいつ絶対地獄に送ってやる」


カプリ「ドードー」


ソディ「人を暴れ馬のようにあしらわないでもらえる?」



カズト「こんな感じかな」


龍斗「…」


キーンコーン、カーンコーン。


カズト「中休みが終わりだ。クラスに戻らなきゃ…」


カプリ「リュード?どうした?授業に戻らないと怪しまれるぞ」


リュード「わかってるよ」


ソディ「だいぶキレてるわね」

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