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悪役令嬢の神様ライフ  作者: 星宮歌
第二章 異質な神界
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第九十八話 意見

ブックマークや感想をありがとうございます。


昨日は……更新する前にダウンしておりました。


すみませんm(_ _)m


それでは、どうぞ!

 全能を司る神の協力を得ることには成功しました。何でも、デクノボウの涙ながらの説得でその神は承諾したようです。



「では、手始めに嫌がらせから始めます?」



 嫌がらせ用だと用意した拷問道具の数々を背景に微笑んでいるレレア。ですが、まぁ、嫌がらせをしている余裕はないかもしれないということを前提に行動しなければなりません。



「いえ、折角ですから、まずは、元凶を叩きのめしましょう」


「待って、二人とも。色々と飛躍し過ぎだよ」



 そんな私達を止めたのは、ラルフでした。



「まずは、ロードさん達へ報告と相談をしないと。それから、拷問でも、討伐でもすれば良いと思うし」


「「それもそうですねっ」」



 確かに、報連相は重要です。きっと、ロードさん達も私達の意見には賛成してくれるはずです。

 と、いうわけで、私達は毎回恒例の会議に、レレアをプラスして臨んだのですが……。



「ダメです」


「ダメよ」



 二人に反対されてしまいました。



「全能の力を持つ神を仲間にできたことは喜ばしいことではありますが、そもそも、その神もまだ洗脳されている状況下なのでしょう? 途中で敵に寝返られると厄介です」


「それに、元凶がピンク頭の神だったとして、その神が頭が悪そうだったとして、それでも、上位世界の神ということに変わりはないわ。相手がどんな力を持っているのかも、その目的も曖昧なままで挑めば、どんなことが起こるか分からないわ」



 そう言われれば、確かに調査不足の面は否めないと理解できます。ただ……。



「そう、ですか……」


「暴れることはできないのですね……」



 私としては、暴れたいところでした。何せ、この世界に来てからまともに戦ってもいないので、体が鈍りそうなのです。



「……でも、拷問はともかくとして、嫌がらせは良い手かもしれないよ?」



 と、そんな時、ラルフがレレアの意見を擁護するような意見を言い始めました。そのことに不満を感じていると、続けて、ラルフは私を見つめます。



「もちろん、その過程で多少暴れるのもありだと思う」


(……ラルフが私を見てくれています……あぁっ、ラルフが可愛いっ)



 内心、ラルフの姿を前に悶えていると、ロードさんが難色を示します。



「ですが……」


「ちょっと、ロード。まずは意見を聞きましょうよ」



 ですが、それもエイリーンさんの言葉で止まります。



(えぇ、もちろん、ラルフの意見を蔑ろにするなんてありえませんものっ)



 そして、ラルフは自らの意見を話してくれました。

さてさて、物騒な女性組VS常識人な男性組の間に入ったラルフ君。


どんな意見でしょうかねぇ?


それでは、また!

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― 新着の感想 ―
[一言] 竜神様セーフ!セーフ?……多分セーフ(笑) ラルフ君の意見を却下するだなんてっ!ちゃんと聞いてあげてネッ!じゃないとナニかが牙を剥く……ほら…ほらっ!ラルフ君のお隣っ!(゜∀゜;) ワタ…
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