エピソードダンリック 暇な日常
俺の名はダンリックBランク冒険者だつい少し前にあったゴブリンキング討伐戦以降リーサスのギルドマスターであるビリーの依頼でしばらくここを拠点で動いて欲しいという要求を受けここで活動している。理由としてはここのギルドの最大戦力であるチャルカとセルベリーがギンジに付いていきこの周辺のCランク以上のモンスターを倒せる人が居なくなるため、あと今王都アルデバランでは戦争をしていてCランク以上の冒険者や傭兵を半ば強制で参加させているらしい。俺は戦争は嫌いだ、だから今王都に戻りたくなかった。最後にエルフ領のダンジョンにこの前知り合ったルーチェ経由でエルフ領に入れそうだからだ。あの領閉鎖的すぎて一般の冒険者や傭兵などは入れないがエルフの紹介があれば入れることがあるらしいそれに目を付けルーチェの返事がくるまでここにとどまっているわけだ。
ダンリック「今日も手紙はなしか忘れているんじゃないか?ルーチェ忘れてたら許さんぞ」
ルーチェの返事があり次第ここを離れると言うここのギルマスのビリーから了承を得ているのだがあいつ王都にいってから連絡がないまず間違いなく戦争に行ってるんだろうが適当に切り上げて早くエルフ領入領の了承を得ろ。
ビリー「やあーダンリック君、相変わらず♂いい男♂だ」
ダンリック「こんにちは」
ビリーが話しかけて来た。今更いう訳でもないがこいつの俺を見る目が気持ち悪い王都にもこの町の活気は負けてはいないがこのギルマスは苦手だ。
ビリー「さて君に依頼だBランクモンスターのストロングサーペントが草原で暴れていてね君に討伐してもらいたい報酬は金貨5枚受けてくれないだろうか?」
ダンリック「いいよ」
ストロングサーペントたしか強靭な体とでかい口を使って獲物を丸のみする奴だ魔法耐性が高いやつで体をしならせてからの突進が強力で魔法使いの天敵でもある・・・まぁ俺には関係ないかな特に問題もなかったので二つ返事で受けた。
ビリー「助かるよぉ草原にいるはずだ商人たちも怖がっていてねたのむよ」
分かったと準備が終わり次第すぐ討伐に行くとだけ伝えギルドを出た。
ダンリック「さて装備はこれでいいしポーション類も補充する必要ないからいくか」
準備すると言ったがそのまま草原に向かうことにした。アダマンタイトで出来ている愛用の守護の剣と守護の盾にプラチナゴーレムというとある廃城を守ってたモンスターの素材で作った白城の鎧で行く。この装備だが俺がプラチナゴーレムを狩った時にもらった二つ名である守護をアルデバランの王からもらったときに王都の鍛冶師に作ってもらった装備である。
草原をふらふらと歩いてたらさっそくズルズルと音を立てながら現れた、あちらもこちらに気づきシャアアアアアアアアと威嚇をし戦闘態勢を取り始めた。
ダンリック「戦技{アンガーヘイト}スキル{フォートレス}掛かって来いよ」
アンガーヘイトで常に自分への敵対地を上昇させてフォートレスで3分ほどダメージを20%軽減させサーペントを迎え撃った。サーペントはいきなりこちらを丸のみしようとしてきたが盾で顎をかち上げ追撃で剣を振る、サーペントの体を薄く切ったが悲鳴を上げながら距離を取り体をしならせていた。
ダンリック「突進か来いよスキル{不屈の意志}」
一定時間倒れず吹き飛ばないスキルを使い盾を前に構えて迎え撃つ。サーペントの低い唸り声が聞こえた後高速の突進が来た。すごい衝撃音と共に盾を構えた腕が少し痺れたが突進を抑えサーペントが動揺していた。
ダンリック「よわっ俺の番ね戦技{リベンジカウンター}」
盾からでた赤いオーラが剣に纏わり付きサーペントを縦一直線に切り裂いた。そのままサーペントが即死し戦闘が終了した。
ダンリック「うーん歯ごたえないな依頼完了だしアイテムボックスにいれて帰ろ」
依頼を完了しリーサスに戻り報告をし宿に戻って寝る、最近ずっとこんな調子で正直暇で暇で仕方なかった。この日も寝る前にミルクを飲んで寝た。次の日も似たようなことをしミルクを飲んで寝た。今日も俺はミルク、次の日もミルク、ミルクミルクミルクミルクミルクミルクミルクミルク・・・・・。
ダンリック「もうだめだ限界だ手紙送りまくる」
ペンを持ち大量の用紙を用意し手紙を書いた。内容は戦争どんなかんじ?、返事まだ?、交渉失敗?、暇なんだけど等様々な文章を書きルーチェに送った。今日も俺は返事が来るまでミルクを飲み手紙を送りまくる。