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異世界冒険者生活  作者: ノリ塩味
第二章
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27話 王都での一日

シングさんと別れ二人と合流したらおっそ~い探したよと言われたので二人にこっちの事情を話すことにしたらセルベリーさんがえー!シングさんいたの!?あの人すごいんだよ獣人領の嘆きの咆哮って言われてる高難易度のダンジョンを制覇した人なんだよっといいチャルカさんもあの時は獣人族みんなで国を挙げての凱旋パレードだったよな私もああいう風になりたいと言った。Aランクとは言っていたけどそこまでの人とは思わなかった。


ギンジ「あーそこのカフェでコーヒー飲んでますよ今度紹介してほしいと言ってました」


セルベリー「その時が来たらよろしくね」


チャルカ「たのむぜ~ギンジあんな凄い人に覚えてもらうなんておまえある意味運あるよな!まぁ私達も凄い人だけどな!」


まぁたしかに二人も凄い人ではあるか俺はまだEランクだしなぁ。

さてどうやら二人共満足したようだしそろそろ夕暮れも近いので宿探しを提案したら二人も賛成し銅貨5枚ほどの良くもなく悪くもない宿だけど飯とシャワー込みでこれなのでここを取ることにした。二人は疲れたらしいのでシャワーを浴びて仮眠を取ると言ったので俺は孤児院にいったノリシオさんを迎えに行くことにした。どこにあるかわからなかったので宿の主人に場所を聞き城下町の少し外れにあるのでそこまで向かうことにしたのだが途中までは人通りがあったのが孤児院近くになると人の通りが少なくなり路地裏なのでボロボロの服をまとって座ってる人達がチラホラ見えてきたのでおそらくスラムなのだろうと感じた。


ギンジ「やっぱスラムというかこういう場所あるだなリーサスとかは無かったけど、というかこの辺って聞いたけど見当たらないな」


しばらくこの辺を見て回ったがまったくそれらしい建物が見当たらないもう暗くなり始めてきたしどうしたもんかと思ってたらホクホク顔のデカい図体の男が子供たちにまたね~と送られながら横の通り道からでてきたので誰と言わなくてもわかったのですぐ駆け寄ることにした。


ギンジ「ったく探しましたよノリシオさん!もう夜ですよ!宿取りましたし帰りましょう」


ノリシオ「おおっギンジ君!最高だったよ子供たちの笑顔が見れてステンレス(ストレス)消える~」


なんかいきなりステンレスとかさびない物のことでも言ってるのか理解できないノリシオ語が現れたのでそこは無視しつつ引きづるように宿に連れ帰った。

宿に着いた頃にはもう夜半ばであり仮眠をとっていた二人はもう夕食を取ったそうなのでこっちもノリシオさんと取るようにしたんだけど・・・・・


ノリシオ「最高だった・・・純真無垢な笑顔が素晴らしい!孤児院に行く前に甘味を買って持って行ったのだがね大喜びだったよ!ギンジ君にもわかるはずだあの素晴らしさが!」


ギンジ「ああっソウデスネ」


そんなことよりも俺はさんざん女子二人の荷物持ちに付き合わされ傭兵共のいちゃもんを食らってトドメにあんたを探しにスラム通りを探し回ったので疲れたよと心に思いながらビーフシチューの味がするスープとサラダとパンを食べていた。


ギンジ「このパン旨いですね・・・ただサラダがちょっと微妙ですね」


ノリシオ「孤児院の食事はひどいもんだったよスープのみとかふざけているだろ成長期の子を侮辱しているとしか思えない13歳以下の子は救済処置の法律がいるそう思わんかね?」


まぁ幼い子とかへの救済は居るかもしれないが完全には無理だろそんなん好き好んで施しするやつなんて何人もいないしなぁこの人の場合対象が13歳以下だし俺も金銭に余裕がある訳でもないしすまないが元の世界でも施しなんてできる性分でもないんでね。

そんな話をしながら食事を済ませシャワーを浴びて疲れたのでそのままベッドにダイブして寝ることにした。いつも通り隣の部屋で二人がキャイキャイやってたが疲れたので気にもならなかった。


翌朝いつも通りセルベリーさんだけ遅れてやってきたが今日は早い方だ。朝食をすませて門に言ったらハクリュウさんがおせーと言いながら声をかけてくれて横にはウルフの素材をベースに作った革鎧と真っ二つに折れてたはずの大剣が元通りになってた。


ハクリュウ「この大剣作ったやつ腕はいいけどまだ甘いな以前の奴より頑丈にした」


ギンジ「ありがとうございます!」


そういい防具を付け大剣を持った、防具は少し蛮族のような風貌で肩に毛が付いてて大剣は感触もまったく以前と遜色ない感じで助かった。値段を聞いたら銀貨4枚と言われたので即決で了承し銀貨を渡した。


ハクリュウ「じゃあいくぞ向かう鉱山はチタンとミスリルの排出量が一番高いけど危険なポイントだ鉱山に入ってからは俺の指示に従ってもらう」


みんなでわかりましたと言いここから昼までかからない鉱山に向かう。道中鉱石を掘ったりもしていいので運もあるけど良質な鉱石が取れることにワクワクしてきた。

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