24話 野営と王都グンダール
温泉にノリシオさんを連れて入ろうと思う一応男女に分かれてるらしいので男子のほうに行ったらほかにも数組いたがかなり広かったので一部だけ隠し入った。
ギンジ「あー生き返るわー治癒効果でもあんのか傷だらけの体なのに痛くない」
ノリシオ「ここじゃ幼女いないだろ!?なぜだギンジ君!幼女の加護をうけたじゃないか!!!」
ギンジ「いやそんなん受けてないんで常識で考えてくださいよ常識で」
ノリシオ「スキル{狂化}ツオオオオオオオオオオオオオオヨウジョオオオオオオオオオ!!!!」
いきなりスキル使って吠え始めたバカなんじゃないかこの人!あっバカか、ていうか吠えんな周りの人気味悪がってるじゃないか。
ギンジ「ちょっノリシオさん回りに人いますから抑えて抑えて」
ノリシオ「アアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!」
吠えまくってどうにもならないところに突然でかい氷が降ってきてノリシオの頭にぶつかりノリシオがぷかぷか浮かび上がり静かになった、たぶんセルベリーさんだろう助かった。そのまま水面に倒れながら浮かび上がってきた。
ギンジ「すいませんツレの物がご迷惑おかけしました、このとおり静かになったんでご安心を」
「あっああちょっとその人いろいろと大丈夫かね君も大変そうだ」
本当その通りすぎてやばいですわまぁああなってれば落ち着いてはいれるしいいかこうして振り返ると少し前までその辺にビルが建ってて朝仕事に向かって夜帰って家でゲームしてたあのころが懐かしい、ネトゲのみんな元気かな・・・・。
ギンジ「さてそろそろ出ますかね腹減ったし」
フロから上がり服を着てたらなんか忘れてるような気がするけどまぁ気のせいだろうと思い野営地に戻った・・・・・・あノリシオさん放置してたわやばいやばい。急いで回収しに行ったらひどいとか裏切り者とか意味わからないことを言っていたがきにしないでおこう。
セルベリー「おかえりご飯できてるよチャルカがお腹空かしてるし早くたべよっ」
チャルカ「おまえらおっせーよ!お腹すいたのに戻ってくるの時間かかってるしノリシオうるさいしで最悪だわ」
ノリシオ「ギンジ君に裏切られたんだ!俺は悪くない」
セルベリー「叫び声ここまできこえたようるさいので止めされてもらったね」
ギンジ「ほんと助かりましたよみんなドン引きしてましたもん」
チャルカ「あのさぁ・・・・お腹すいた!」
セルギンノリ「あっごめん」
チャルカさんの怒りの咆哮が飛び夕食になった、セルベリーさんは料理が上手でメニューはジャガイモとさっきもらったウインナーがはいったポトフにパンと卵焼きである。
チャルカ「相変わらずうまいな」
ノリシオ「おまえの研ぎ澄まされた料理は認めてやる、しかしBBA」
セルベリー「うん?なんかいったかな?氷頭上にいる?」
ノリシオ「なんでもないですすいません」
ギンジ「ほんとぶれねぇ人だな」
またろくでもないノリシオさんによる幼女講座が始まり話を聞くふりして黙々と食事を食べ夜空を見ながらみんなと夜遅くまで雑談した。
朝昨日遅くまで起きてたせいか出発が遅れたが昼頃には王都についた。各種族領にある王都だけどはじめてはいる王都がこのドワーフ領グンダールである。真ん中にでかい城があってそれを囲うように城下町が見える。ドワーフ領に入る時よりかなり綿密に検査されたが特に問題もなく王都にはいれた。
ギンジ「すっげーな王都」
チャルカ「フフン我が獣人族の王都レオルハントに比べれば大したことないな小さいし古代樹がない」
セルベリー「チャルカードワーフさん達睨んでるよーでもレオルハントのが居心地いいかなぁ」
獣人コンビが自分たちの種族の王都を自慢しグンダールをバカにしてたが俺はここ好きだなほんと今更だけどファンタジーを感じる。
ギンジ「さて大通りに入りますかそこにホワイトカンパニーがあるはずだし」
セルベリー「だねぇ私たちのも作ってくれないかなぁ」
他二名もわたしももおれもと言ってたがノリシオテメーは文句いいにきたのでは?と突っ込み入れそうになったが黙っておこう。歩いてたら普通に見つかったのだが店の扉に恐ろしいことが書いてあった。[気分が乗らないし眠い為本日休業]と書いてある。
ギンジ「おいおいまじでやべぇ人だな」
ノリシオ「頭おかしいぞこいつ!」
バカがなんか言い始めたのでみんなでてめぇが言うな!といっちまった。そしたらセルベリーさんが扉の前に立ち普通に開けた。
セルベリー「空いてるよ?」
チャルカ「入るか」
容赦ない二人組の後押しもあり店に入ることにした、店の中にいろんな武器防具があったが素人の俺でもわかるほど凄い武具防具があった。
ギンジ「この防具ランクBモンスターの素材つかってないですか!?」
チャルカ「すげぇなこんなもんがずらりと並んでるぞ」
そんな会話をしてたらエナジードリンクうめぇ~とか言いながら店の奥から人がきてこっちを呆れた顔で見て来て
???「誰だ店に休業と書いてたが?」
といってきた。耳に竜の角の様な物と腰にトカゲのしっぽのようなものがあり髪型はショートの銀髪に近い白髪の竜人でハクリュウさんと思われる人がでてきた。
セルベリー「ごめんなさい扉が開いてたのでつい・・・・私達武器防具の制作依頼にry」
???「嫌だ気分じゃない依頼なんか受けるつもりはない」
セルベリーさんの言葉をバッサリ切り捨てさらに邪魔だから帰れと言いこちらを見ながら仁王立ちしてきた。どうやら噂通りの厄介な人のようだ気を引き締めて行こう。