17話 大宴会
キング「ここまでくればいいだろ!あいつら絶対ゆるサンバ!あの鎧と変な棒もって指示出してた女覚えてろぜったい許さないからな!」
大声で走りながらキングがこっちに逃げて来た丁度おれの真下にいる、逆さ落としで戦技で斬り殺す。
ギンジ「3、2、1、いまだおっらあああああああ戦技{スラッシュ}
キング「ヌル!?ギャアアアアアアアアアア・・・・酒池肉林の夢が・・・・あいんw」
終わった・・・・あとはキングをアイテムボックスに収めて合流しよう、あー疲れたけど最後キングのトドメ譲ってくれたルーチェさんに感謝だな。みんなと合流しキングの死体をボックスから出した。みんなからやるじゃんと褒められたがチャルカさんは恨めしそうにラストアタックいいなぁと言われダンリックさんからはハイエナだけどいいんじゃない?と言われた。ルーチェさんとセルベリーさんはこっちに手を振ってくれるだけで終わったので助かった。
ルーチェ「キング討伐は終わりました!道中に注意しながらリーサスに戻ります。報酬に関しては私と冒険者ギルドのマスターと話をしますので後日で」
リーサスの帰路までの道中ゴブが数十匹でてきたがキングの死体を見せつけると途端に動揺し簡単に狩れた。リーサスに着くと英雄の様に住民が迎え入れてくれた。今日はリーサスや周辺の集落の住民も含めて大宴会を行うらしい。夜からなのでみんな宿に戻り泥のように寝るらしい、おれも眠いので寝る。
夜目が覚めて外に出てみるとリーサスの広場で酒やら食い物がテーブルに並ばれていてみんながワイワイ騒ぎながら飲み食いしていた、参加していいのかと様子を伺っていたらガチムチが後ろから現れて耳に息を吹きかけて来た。
ビリー「やあギンジいつみてもいい体だ今から私の家にどうだい?最高に気持ちよく♂してあげよう」
ギンジ「イエ、エンリョウシテオキマス宴会参加します」
ダッシュで逃げた後ろでガチムチが舐めまわすような視線を向けてるが無視だ無視。さて混ざったはいいけどどうしようか悩んでたらセルベリーさんがおーいギンジくーんと飲み物を手に持ちながら近づいて来た。
セルベリー「ギンジ君体大丈夫?」
ギンジ「ええ大丈夫です回復魔法も貰いましたし、それよりこれって俺参加していいんですか?」
セルベリー「なにいってるの!だれでも参加可能だしキング討伐戦参加者は飲み食いも無料だよせっかくだからギンジ君ものまなきゃ、グラスもらってくるね」
そういいセルベリーさんがグラスを取りに行ったやっぱ平常時は良い人なんだけどなぁ・・・・裏の顔をみるとどうもなぁと思ってたらすでに顔が真っ赤のチャルカさんが後ろから肩を組んできた。
チャルカ「うぇ~いギンジ飲んでるぅ?ニャッハハハハハハゴッキュゴッキュ・・ブハァ!」
すでにベロンベロンだぞこの人何杯飲んでるんだおいなに一気飲みしてんだよ。
セルベリー「ギンジ君グラスもってきたよ~ってチャルカもうそんな飲んでるの!?明日気持ち悪くて動けなくなるよ!」
チャルカ「らぁいじょうぶれすボクは何杯飲んでも酔わないれす!!!ハハハハッハ」
セルベリー「ダメだもう言葉が通じてないほかっとこう、ハイッお酒大丈夫だよね?」
ギンジ「あっ大丈夫っすどうも」
グラスに入った酒に口を付けてみたなんだろう味は元の世界の似ててぐいぐいいけるぞ俺も一気に半分ぐらいゴクゴク飲んじまった。くうう!キンッキンに冷えてやがる!。しばらく酒と食い物を食べながらセルベリーさんと酔っ払いと話してると悪魔ポニーテールがやってきた、なんか機嫌が悪そうだ。
ルーチェ「あーイライラする!・・・・あらみんな大宴会楽しんでますか私は王都の傭兵ギルドの使者のせいで少し機嫌が悪いですが」
すばらしく機嫌が悪そうだったのでなんかあったんすか?と聞いたらどうやらルーチェさん個人の顧客の依頼人を今回の討伐戦のせいで代わりの人を派遣したそうなのだがその代わりの人が依頼人を怒らしまってルーチェさんが来れないのならもう傭兵にたのまないと言われたそうだ。そのせいで明日朝早くから王都に帰ることになったらしい。
ルーチェ「あーもう私よりランクが上なのにまともな対応もできないとかもう死んじゃえばいいよというか死ね、死ねほんと死ね、シネシネシネシネシネシネシネシネ」
呪文でも唱えるかのように死ねを連呼しててセルベリーさんと酔いが覚め始めたチャルカさんと4人でドン引きしていた・・・・うん4人?ホっ!?いつの間に?ダンリックさんが水とおにぎりを両手にいつの間にかいた。
ダンリック「王都の傭兵評判悪いよ?それにしても・・・・おにぎりうまい」
いきなり流れをぶっ壊したダンリックさんのおかげでみんなが苦笑していた。そんなこんなで5人で雑談をしてたら身なりが随分よくキレイな服を着た見るからにイケメンな男がこっちに向かってきた。
イケメン「初めまして私は王都第3騎士団団長のクリーチョムと申しますさっそくですが今回討伐戦のリーダーをされた方とビリーギルドマスターに至急お願いしたいことができました。お話よろしいでしょうか?」
そう言われルーチェさんがええ、わかりましたと言い付いていった、チャルカさんがお高く付きやがってこれだから王都のやつは嫌いなんだよなと言いダンリックさんは俺あいつ嫌いといってた。セルベリーさんだけが少し心配そうにしてた。