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異世界冒険者生活  作者: ノリ塩味
第一章
13/43

13話 女傭兵ルーチェ登場

ガチムチの案内で以前連行された3階会議室に入った。中でひとり女性が座って待っていた。髪型が少し青よりの黒髪ポニーテールで耳が俺とくらべて細長いのでエルフなんだろうと思ったが体全体が少し黒かったのでダークエルフというやつだろう。この人もセルベリーさんやチャルカさんに負けないぐらいかわいいと思う。


ビリー「さて、じゃあはじめようかまず今回の討伐戦のリーダーを務めてくれるエルフのルーチェさんだ」


ルーチェ「傭兵ギルドBランクのルーチェですよろしくお願いします」


ビリー「それと王都のギルドからきた壁役のダンリック君にうちの冒険者ギルドのセルベリーさんにチャルカさん、あと今回のスタンピード早期発見者のギンジ君だ」


僕らも一言よろしくとしゃべりガチムチがじゃあさっそくだけど会議をはじめようかルーチェさん司会お願いね。ルーチェさんがわかりましたと言いながら席を立ち紙と羽ペンを持ちながら会議がはじまった。


ルーチェ「では今回の討伐戦ですがまず多数の参加者がいらっしゃいますが大多数はリーサス並びに周辺の集落や村の警護に当たってもらいます。ゴブリンはとにかく数が多くまた繁殖能力の高さから100匹はおそらくいるでしょうこれだけ数がいるとすべてを殲滅するのがむずかしいので町の防衛を厚くし一部選りすぐった人数でゴブリンキングを打ち取ります」


選りすぐった人数か・・・・何人ぐらいなんだろうかと思ったらそれをセルベリーさんが何人ぐらいでキングを打ち取るんですか?と質問した。


ルーチェ「キング自体はそこまで強くもないのでまわりの親衛隊のことも考えるとなると15人というところでしょう、隠密しながらの作戦になるのでこれ以上増えるとキングにたどり着く前にまわりのゴブリンに気づかれる可能性のほうが高いですね」


チャルカ「ゴブリンの住処ってどこかわかってんの?この辺洞窟とか森林地帯、それにダンジョンもあるから特定できてるん?」


ルーチェ「ええ、ギンジ君が偵察にきたゴブリンを討伐したのがここから南東の森林地帯、東に行けば獣人の国境ですのであるとすれば南か西ですが西は草原ですからゴブリンが草原に拠点を作ることはないので南の洞窟でしょうここなら森も被ってますし見つかりにくいですから」


とニコニコしながらチャルカさんの質問に対応してた。チャルカさんが地理よくわかってんな別のとこの拠点にしてるんじゃねぇのかよと少し不貞腐れていた。ダンリックさんは沈黙していた相変わらずなにを考えてるのか読めない人だな。


ルーチェ「では話を続けますね防衛ですがギルドマスターのビリーさんに一任しますね。キング討伐の部隊は私が指揮をとりますこの町の傭兵は使い物にならないことが分かったので冒険者の方から選らばせてもらいます。時間も無いですし難しい作戦を立てる必要もなさそうでしたのでこんなところです質問あります?」


特にみんななさそうな感じだったがいままで沈黙をしていたダンリックが発言いいか?と思っていきなり立ち始めた。


「壁役は俺だろうか?俺であったらなひとつ要求がある今度エルフ領にあるダンジョンにはいりたい。エルフのあんたなら可能だろ?」


ルーチェ「壁役はダンリックさんでお願いしたいですがエルフのダンジョンですか・・・・エルフ領は魔族も人間も特別な理由がなければ入れませんからね、確約はできませんが交渉はしてみますそれでいいですか?」


ダンリックさんがわかったとだけしゃべり再び沈黙にはいった。そして俺も頼みたいことがあったので挙手したルーチェさんからどうぞと言われた。


ギンジ「今回の討伐戦俺をキング討伐にいれてくれませんか?駆け出しですがどうしても参加したいです!」


セルベリーさんがえぇさすがにあぶないよぉと言われチャルカさんからはやべぇからやめとけと諫められ、ダンリックさんからは邪魔になりそうといわれたがルーチェさんが私の近くから離れないならいいですよ彼のおかげでスタンピードが早期発見できたわけですしわがままをいってもらって大丈夫です。


ギンジ「ありがとうございます!」


大きな声で感謝した。セルベリーさんからは私もサポートするからと言われチャルカさんはよかったじゃんとダンリックさんからもなんかあったら俺のとこきてもいいよと助け船ももらった。邪魔にはなるが貴重な体験だ無駄にしたくなかった。ルーチェさんがほかに質問はないか聞き何もないので解散になったがルーチェさんからこの後少し付き合って欲しいと頼まれダンリックさんからへぇ、デートかよと茶化されたが苦笑いしながら右から左に流しルーチェさんの後を付いていった。






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