12話 鎧男ダンリック登場
討伐戦を明日に控えているので今日はリーサスの住居の屋根の修理の依頼を受け昼前にはおわったこれで現在の所持金が銅貨8枚まだ銀貨とはいかないが初心者セットのポーション類はまだ一個も消費してないし武器の手入れだけで良さそうだ。
冒険者ギルドで依頼で依頼報告はしていたら邪魔するぜぇ鈍間な冒険者共ぉとこちらを馬鹿にした態度をとっている連中が現れた。ほかの冒険者の人がうわぁ傭兵のやつらかよ・・・・と小声でしゃべっていたのであまり仲がいいわけではなさそう。
傭兵1「おーう明日の討伐戦Cランク傭兵である俺様も参加するぜぇ・・・」
傭兵2「よっさすが兄貴明日の討伐戦は兄貴がリーダーで決まりっすねぇここの冒険者にB以上はいねぇですし同ランクはあの猫女2匹のみおまえらほんと使えないっすねぇ」
とあきらかにこっちを挑発した言動と態度をとってきたのでなにか言い返そうと思ったら冒険者ギルドの入り口からまた人が入ってきた、全身を白い鎧で覆っておりデカい盾と剣をもったジンロウのおっさんほどではないけどそれなりにでかい男が現れた。男はカチャカチャと歩きながら兄貴と呼ばれた男の前に立ち見下ろす感じでジッと見つめていた。
傭兵1「なっなんだよ・・・・」
鎧男「Bランクのダンリックだけど討伐戦参加しにきた。邪魔だから帰ってくれない?」
といいながらずっと傭兵共を威圧し迫力にびびったのかあっああ出ていくといいながら傭兵共は逃げるように去って行った。そのあとの鎧男だがヘルムを外しながらギルドの食事処でカウンターに座りしばらく謎の沈黙をした後一言しゃべった。
ダンリック「ミルクでももらおうか」
その見た目でミルクを頼んで美味しそうに飲んでいる姿とさっきの行動が一致してないおもしろい行動に冒険者みんなが笑い空気がよくなった。鎧男だけ不思議そうにみんなを見つめていた。
さらにセルベリーとチャルカがギルドに入ってきて鎧男と話をしていた。
チャルカ「まさか守護の二つ名を持つあんたが来てくれると思わなかったぜ、Cランクのチャルカだ討伐戦初参加だけどよろしくたのむよ」
セルベリー「おなじくCランクのセルベリーですよろしくねー」
ダンリック「よろしく」
そう言いながらチャルカがなんか奢るよと言いながらまたミルクを要求し3人で雑談をしながら今回の討伐戦の話をしていた。俺は銅貨2枚のサンドイッチを食べながら3人の会話を聞くことにした。
セルベリー「今回の討伐戦ダンリックさんがリーダーとメインの壁役をやるんですか?」
ダンリック「いや、討伐戦は2回ほど参加したけどリーダーはやったことない壁役はやるかもしれない」
チャルカ「へーじゃあだれがリーダーやるんです?」
ダンリック「しらない王都近くの村で依頼やってたらギルドの奴からワイバーンに乗せられてさっきこっちにきた。」
そんな会話を聞きながらサンドイッチを食べているとガチムチが上階から降りて来てこっちに目を向けるとダンリック君、セルベリーさん、チャルカさん、それとギンジ君もちょっときてもらっていいかな?と言われた。え?俺もかよ?と思ってたらセルベリーさんがギンジ君いくよーと言われたので付いていった。