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天才剣士は異世界でも人見知り。  作者: 五輪 亮惟
第二章 第二節、五稜局編
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79話 影星、撃つ。

……………え?くれるの?あぁいや待て待て待て。そんな訳がない。普通に考えて当たるはずがない。それを分かって神代さんは言っているのだ。初心者である僕が約25メートル離れた半径10センチの的を当てられるはずがない。


「構え方は任せる。好きなように撃ってみな」


そう言われたので、僕は半身で銃(持った右手を伸ばす。普通は両手で持つものだが、軽いし反動がないなら別に良いだろう。


隣を見ると神代さんがニヤニヤしてこっちを見ている。エコーさんは相変わらず笑顔でニコニコだ。


「ふぅ〜………………ッ」


大きく息を吐き、引き金を引いた。その時、体から何かが吸い取られる様な感覚になった。恐らく魔力を吸っているのだろう。そして引いた数瞬後、発射口から魔力でできた弾丸が発射された。それは真っ直ぐ的に向かい、ど真ん中に命中した。


「なにっ!?」


「おぉ〜すご〜い!」


隣を見ると神代さんさとても驚いたような顔になっている。エコーさんは相変わらず笑顔でニコニコだ。


だがそんなことは気にせず二発目、三発目と撃ち続けた。全弾が的に命中しパンパンッと音が響く。普通に考えて、サイトの奥にある的を狙い、体の動きを止めて引き金を引くなど、誰でも出来ることだ。


「すごいなイネス!その銃はお前のモンだ!持ってって良いぞ!というか改造もしてやる!」


神代さんはハイテンションで言ってきた。あ、ホントに銃くれるんだ。てっきり嘘だよ〜って言われるのかと思った。


「あ、ありがとうございます……………」


よく分からないが一応お礼は言っておく。大事な銃をくれるのだから。ありがたくいただきます。


「そんなことねえって!あ、その銃はロングバレットマーク3。オレたちはLB3って読んでる。最新式の銃だぜ。改良、改造したくなったらいつでも来てくれよな!」


あ、じゃ、じゃあ聞きたいことが…………………


「え、えっと…………実際威力ってどれくらいなんですか……?」


「ん?威力か?そのLB3が結構強いやつだから、まぁ当たったら少し飛ばされるくらいかな。殺傷能力はほとんどない」


………それは問題だ。銃はもともと命を奪うためのもの。それが出来ないのなら、最低でも戦闘能力を奪えるくらいにはしたい。よし強くしよう。


「んまぁ、オレたちも出来る限り手伝うからよ。何か欲しいものあるか?できる事はやるぜ」


「なら…………この銃の設計図、下さい」


まずは改良する場所を決めなければならない。それには仕組みを理解する必要がある。


「設計図か?おいエコー」


「これだよ〜!青写真のやつと、データのやつ」


エコーさんの手には青写真と端末に挿し込むメモリーチップがあった。

銃のモデルはコルトM1900です!銃身が長いのが好きですねぇ…………カッコいいし。

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