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天才剣士は異世界でも人見知り。  作者: 五輪 亮惟
第二章 第二節、五稜局編
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72話 影星一行、試着する。

女性陣の採寸が終わったようで、部屋から出て来た。その時氷冴と綾桐が何か悔しそうなな顔してたけど何があったんだろ?あ、睨まれた。





僕の採寸は特に滞りなく終わった。あとエコーさん、体をペタペタ触るの止めてください。貴女ほどの美人にそんなことをされてしまっては僕以外の男なら間違いなく襲っちゃうと思います。


「じゃあ、また明日か明後日に連絡するね〜」


「またお願いしますね」


唯守さんとエコーさんに軽く挨拶をして部屋に戻って来た。そして氷冴と綾桐は、何だか悲しそうな顔をして自分の胸部を見ては、溜息を付いていた。ホントにどしたの?





あれから2日が経った。つまり明後日になった訳だ。部隊室で課題をやっているとエコーさんがノックもなしに部屋へ突撃してきた。


「これが専用の戦闘服だよ〜。斬られたり破れたりしたら私に言ってね。すぐ治すよ〜」


と言ってそれぞれに服を手渡した。そんなに重いような印象は受けない。


「慶彦の意見で全員分軽装にしたよ〜。改良したくなったら私に言うか自分でやってもいいよ〜」


それだけ言って部屋を出て言った。改良って自分でやっても良いんだね。


「やっと来たねぇ。じゃあみんな着てみてよ!」


氷冴が言った。確かに実践でいきなり着るのは問題がある気がする。どこかキツかったりしたら困るからだ。


「それ良いわね!じゃあ女子は更衣室で、イネスはトイレで着替えて!」


おぉわしはトイレか。まぁ良いんだけど。ここのトイレめっちゃ綺麗だし。


「わ、分かった。じゃあちょっと待っててね」


女性陣が更衣室に行った。なら僕も着替えるとしますかね。



◆数分後



はい着替え完了!僕のイメージしていた通りにエコーさんは仕上げてくれた様だ。


「おぉ、イネスはまたコートなんだ」


僕のは影色のロングコートだ。襟が少し高くなっており、とても大きなフードが付いている。白のラインがカッコいい。そして何より一番の特徴は、上地と下地の間に超防素材を入れているところだろう。これは殆どの攻撃、例えば斬撃や刺突、矢や槍更には実弾までも防いでくれるものだ。だが逆に物凄い激痛が受けた場所に走るのだそう。簡単に言えば、強い衝撃が伝わると無傷だけどめっちゃ痛いってこと。それは衝撃の度合いに比例するらしい。


「そのズボンも似合ってるよ」


ズボンは結構余裕がなくぴっちりした戦闘用のものだ。シルエット的にはスキニーパンツ?になるのかな?良くわかんないや。あと超防素材は使ってない。ただの攻撃を通しにくいなんちゃらレザーだ。色は濃い目の灰色。濃い目の灰色ってなんだよ。


「今回はベルトはないのね」


コートの上から回したベルトはない。コートは普通に五、六ケ所のボタンで止める。普通のズボンのベルトにも工夫があって、金具や小型ポーチなど色々入る。だが愛刀『忍冬』はコートの後腰にあるヒモ?の様なものに掛けるようして下げるそうだ。まぁ左腰じゃなくて後ろ腰に吊るしてるから仕方無いね。


「おっ、次はシルヴィかぁ。うんうん可愛いよ!」


シルヴィは僕のと似たようなロングコートだった。フードは付いてないけど。しかし色は違い、メインカラーがクリーム色で所々に薄緑色がある。そして腹部に薄い革の防具を付けている。ズボンはゆとりがあり動きやすいものだ。可愛い。


「確かに似合ってる。紫色が似合うかと思ってたけど緑も案外行けるのね」


「あ、ありがと…………」


シルヴィは若干照れながらその場をどいた。そして次に来たのはクレアだ。え?ファッションショーですか?


「お、クレアも良いね〜!似合ってる似合ってる!」


クレアはあまり攻撃を受けるポジションではないため、一番軽装となっている。グレーの服に黒のノーカラーコート?だ。そして薄茶色のロングスカートを履いている。可愛い。


そして最後はイヴの番だ。クレアがどくとイヴが出て来た。その服は表現しにくいが、一言で言えば女騎士が服的な?そして白と青のロングスカートだ。その上青色のカチューシャが可愛らしい。下は黒タイツだ。


「おぉ!凄い!可愛いしカッコいいよイヴ!」


「そ、そうですか……?ありがとうございます…………」


そう恥じらいながらいうイヴに、僕は一種の感動を覚えた。この世にこれほどまでに可愛い女の子がいるとは………!!まぁこの部屋にいる女子全員がめちゃくちゃ可愛いんだけどね。



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