71話 紫刃、喜ぶ。
いきなり大声を出しちゃったのは本当に申し訳ない。ホントに恥ずかしかったなぁ。
それにしてもこの採寸というものは、わたしにとって嫌なことしかない。なんでって?わたしはスタイルに自信がないからだよ。となりにいるクレアとイヴを見てみて?おっぱいとても大きいでしょ?やっぱりイネスも大きい人のほうが好きなのかな………?
「んん〜………、三人とも質素な下着だねぇ。そんなのじゃかのイネス少年ガッカリしちゃうかもよ?」
「えぇ!?そ、そんなエコーさん………!」
恥ずかしいよぉ!だってそんな高い下着とても買えないんだもん!仕方無いじゃん!
「何を言ってるんですかエコーさん!」
「………私は時と場合によるわよ?」
イヴは恥ずかしがっているがクレアは平然としている。恥ずかしくないのかな………?
「後で私が個人的にそういう下着作ってあげても良いわよ?それこそ破壊力抜群の―――」
「―――え、遠慮しておきます!」
イヴが耐えられなかったのか途中で話を打ち切ってしまった。どうせならわたしは作ってほしいんだけど……………まぁいっか。
「そおかな〜?ま、今はいっか。じゃあ早速だけどはかっていくよ〜。まずはイヴちゃんね〜」
と言ってエコーさんはイヴに近寄ってバスト?やらウエスト?やらヒップ?やらを測った。そしてバストを測っているとき衝撃発言をした。
「ほぉ〜?イヴちゃんはDカップかぁ。うんうんその調子だよっ!」
D!?そ、そんな!?わたしはまだBなのに!?
「ちょっ!?何で言っちゃうんですか!?」
「んふふ〜、頑張りたまえよ君達〜!」
チラッとエコーさんはわたし達の後ろを見たので振り返って見ると悔しそうな顔をした氷冴と綾桐がいた。なんでそんな顔してるんだろう……………あっ(察し
「じゃあ次はシルヴィアちゃんだよ〜。バンザイしてね〜」
うぅ………少しでも大きくなってることを祈るしかない………少なくともちっちゃくなってませんように!!神様おねがい!!
「えっと………うん、Cだね」
………え?C?あれ?前測ったらギリギリBだったよね?ってことは………………やったぁー!!!
「……やった………!!」
つい小さく呟いてしまった。でもホントに嬉しいよ!Cなら貧乳とは言われない筈!まだやりようはある!
「前より成長してたのかな?」
「は、はい………!!」
やっと念願のCだ!ホントに嬉しいよ!!
「良かったねぇ。まだまだ大きくなるかも知れないから今後に期待だね〜!」
「あ、ありがとうございます………!」
あ、もうこの人師匠って読んでも良いかも………
「さてと、じゃあクレアちゃんね〜。バンザイして〜!」
瞬間、わたしは自分の目を疑った。何とバンザイしたときに胸が一瞬プルンとしたのだ!イヴはまったく気にしていないらしいけど…………
「えっと…………ギリギリEかな〜」
E!?ってことは殆どFってこと!?いや待って、もうEまでいったら成長しないのかも知れない。まだ勝機はあるはず!
「………ギリギリ?」
「うん、あとほんのちょっとでFだよ〜。でもこんなにあると戦闘の時邪魔になるかもだから少し締め付けちゃうけど良い〜?」
「構わない。でもあまり痛くない様におねがい」
く、くそう。これが持つものと持たざるものとの違いか………!わたしもそんなおねがいしてみたいなぁ…………
「よっしおしまい!サイズは測ったから明日か明後日くらいには部隊室に届けるよ〜!今日来てきた服みたいなので良いよね?」
「はい」
「………えぇ」
「お願いします」
みんなそれに同意した。作ってくださるのだから文句は言うつもり無いしね。それよりまだ氷冴と綾桐は悔しそうな顔してる……………ごめんね?
氷冴と綾桐はBです。ちなみに主は貧乳派ですかね。それと思ったんですけど、いくら貧乳派と言っても巨乳が嫌いな訳じゃないんですよ。つまり何が言いたいかと言うと、巨乳嫌いはこの世にいないよねってことです。




