43話 人見知り、貪り食う。
次の日
僕とイヴは少し早く平均より少し早く起きる。具体的に言うと5時半だ。寝起きはまあまあいい方なので着替えてその他諸々の用意をする。それまでに15分とかからない。朝食の時間は7時からなのでまだ時間はたっぷりあるのだ。
「ちょっと早く起きすぎたかな…………」
イヴは寝癖を直していつも通りの三つ編みだ。可愛いです。っと、そんなことは良いのでもともとこの部屋に合った本を取り出しソファに座ってから広げてみる。
(中級魔法の参考書…………教科書とは違うんだ)
学園で配布された教科書より細かく丁寧に書かれていた。自主勉強用なのだろう。中々気が利く配慮だなぁ………………
その本を読み潰すのに時間を費やした。
1時間後
「んん………あぁ、寝ちゃってた…………」
声を上げてイヴが起きた。何が言いたいかと言うと、本を読んでる途中でイヴが乱入してきて、その上眠たそうにうたうたしており、仕舞には肩に頭を乗っけて寝てしまったということだ。まぁそのまま放置したけどね。
「っと、そろそろ時間ですよイネス殿!」
「……ん?あぁそういえばそうだった」
本を閉じてテーブルの上に置いた。そしてそのまま部屋を出て食堂に向かった。
「それじゃあ私は…………まぁおすすめで」
「僕もおすすめお願いします」
おすすめっていうのはまぁ…………おまかせだ。
「あいよ、おまかせ2つだ」
「ありがとうございます」
「……………」
感謝の言葉はイヴが言ってくれたので会釈だけする。そして自分のトレイをもってイヴに続く。
「ここにしましょうか」
イヴが腰を下ろした席の前に座る。そしていただきますの挨拶をしておすすめ…………オムライスのCセットを食べ始めた。
「これ美味しいですね………」
(これめっちゃ美味いんだけど……………)
一目惚れだった。そのオムライスは包まれている卵の中にチーズも入っているようで、中のチキンライスと共に口に入るとそれらすべての味が口の中で跳ね回り、極上の味を生み出していた。
そしてそして学校の時間だ。さてさて今日は何があるのかな〜!
言ったでしょう?日常生活と。あ、こんなの永遠とは続きませんよ?もうすぐ序列戦ですしね。




