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天才剣士は異世界でも人見知り。  作者: 五輪 亮惟
第二章 第一節、学園生活編
40/81

40話 人見知り、本を探す。

私、クレア・ウォルクスから見た彼、イネス・シルフィードはただの気弱な男の子だった。いつもシルヴィアの後ろをついて歩いている様な、本当に付き人の様な人だった。


でも、それは違った。確かに人見知りで、指示待ち人間で、コミニュケーション能力が低いのはあるけれど、彼は芯が強いのだ。剣術も然ることながら、彼は自分の意思を持っている。ちゃんと自分の意見を持っており、聞かれたときには答えられるからだ。


「…………………」


本を探している彼の顔はずっと真顔。いや今だけではなくいつも真顔だ。まるで私の鏡写しのように。お陰で感情を読めない。考えていることがまるで分からないのだ。


「これと……………これかな」


イネスが取り出したのは魔法関連の本三冊だった。どれも無属性魔法のものだ。彼の剣術レベルならば魔法など使えなくても良いのだが、それでも驕ることなく努力している。向上心があるのかただ気になるだけか、それは本人にしか分からないと思う。





僕が本棚から取ったのは無属性魔法の本だ。シルバーベルにあった本や書店で買ってきた本は無属性魔法の物が少なく、まず習うのは高等部からだそう。気になって見たくなったのだ。


さて、それじゃあ座ってゆっくり読もうかな……………ん?これなんだ?


目の先には二冊の本があった。右の本は『人見知りの特徴、直し方』。左の本は『カッコいい男になる為に』という本だ。これは…………!!


(くっ………どうするか…………)


僕は本気で迷っていた。人見知りの方の本は取るのだが、その横にある本を取るか迷っているのだ。カッコいい男…………………


(…………両方取るか)


結局その両方を取ることにした。だって気になるんだもん。世間から見たカッコいい男って興味あるじゃん?男の子としてさ。



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