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天才剣士は異世界でも人見知り。  作者: 五輪 亮惟
第一章 異世界の生活を楽しむ編
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13話 人見知り、推奨される。

「お前さん、今すぐ騎士見習いや魔道士見習い、それか5つの内どれかの王立学園に入れ!」


き、騎士見習い?魔道士見習い?なんの事を言ってるのかな?それに王立学園って………………


「そうだね……………10代でAランクなんて余程の才能が無いと無理なんだよ?そういう専門のところでもっと伸ばした方が良いよ!」


とシルヴィは言った。でもそうは言ってもね………僕は転生してこの世界に来たので戸籍とかの問題があるだろう。それにこの世界の座学などはさっぱり分かんない。


「いや……………ここのこと全く知らないし……」


「あぁ、そこは大丈夫だぞ。剣術や魔導がずば抜けて凄かったりすると稀に剣術特待生や魔導特待生とかになれたりするんだ。まぁ座学も多少は必要だが…………………」


ほら、やっぱり駄目じゃん。まぁ前世では勉強はそこまで不得意じゃなかったから無理では無いと思うけど。


「で、でも……………そんなに凄いの?あれ」


白板に指を指しながら言った。すると二人は………


「そりゃもちろんだ!王立学園入学前までにAランクを持っているなんて普通じゃない!余程の才を持っていたか、貴族や王族などの英才教育を受けていた様な者だけなんだ!」


と店主。


「それにそのAランクを2つも持ってるなんて!BランクからAランクへはとっても上がりにくい筈なのに……………………」


とシルヴィが言った。その正体は恐らく神様からの転生特典だろう。前世もこれくらいだったのかな……………?


「しっかしそんなちっこい体でよくこんなステータスになるもんだよな……………」


あぁ…………それは確かに一理ある。僕は身長が163cmしかない。因みにシルヴィは162cmだ。きりぎり勝った。


「ま、器用と敏捷だから体格は関係ねぇのかもな。取り敢えず結果は紙に写しとくぜ」


店主はそう言って紙に羽根ペンとインクを使って白板に写った結果を写し始めた。


「騎士見習いか魔道士見習い……………それか、5つの内どれかの王立学園へ入学…………かぁ」


それにしても店主が言った言葉が耳に残っていた。騎士見習いか魔道士見習いになるか、王立学園に入学するなら………………王立学園の方が良い。


「年齢の制限や戸籍、試験費は要らないよ。まぁ学園に入学しちゃうと少しかかるらしけど」


ほほぉ…………試験費いらないのか。なら実力を試すのに良いかも知れない。


「………じゃあ、入学試験だけでも受けてみようかな。もし合格出来れば合格者だった一人を蹴り落とせるし」


「え、えぇ………合格出来たのなら入ろうよ………」


ん?てことは……………


「じゃあシルヴィも受けるってこと?」


「まぁ……うん、イネスが受けるんならね」


く…………そんなことを言われたら断れないじゃないか…………まぁ受けるつもりだったけど。


「それじゃ受けるってことで。試験の勉強を少しはやっておかないといけないよね?」


「ん?まぁそれは、多少いるからね…………」


…………………お勉強したくないなぁ。


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