6.お気に入りさんとの出会い
6.お気に入りさんとの出会い
お気に入りに登録するのは、もちろんその人が書いている小説が好みに合うからです。好きなジャンルは“恋愛”です。小説に限らず、詩を書かれる方でも心に響く作品を書かれる方はお気に入りにしています。
最初の頃はそういったユーザーさんを自力で探していました。
出会いは気まぐれです。大勢いるユーザーさんの中から、その人を見つけるのは運命というより偶然です。時間があるときにサイトを覗きます。新着情報から作品タイトルとジャンル、作者名をチェックします。恋愛小説だったら取り敢えず読んでみます。が、作者名が普通の日本人の名前ではない名前だとパスします。たとえば、カタカナやローマ字表記(特に長ったらしい)の名前です。なぜか? 感想やコメントへの返信の際、『○○様』と書き出すのだけれど、カタカナやローマ字は入力するのがイヤなのです。こんな僕は大馬鹿野郎ですね。ここで大事な出会いを逃しているかもしれないのに。
普通の日本人の名前。僕もそうですけど、そういう名前の人はお付き合いしていて安心できるというのが本音です。もちろん、本名を名乗られている方はほとんどいないとは思いますが、普通の日本人の名前を付けられている方の方が正直者の様な気がして安心するんです。そうでない人がペテン師だとは決して言いませんが。
初期の頃はそうやってお気に入りさんを増やしてきました。けれど、活動報告はほとんどやっていませんでした。そういうのがあるもの知りませんでした。たぶん、最初は無かったと思います。ふと、気付いてある方の活動報告を覗いて見たら、なんだか楽しそうに語り合っているじゃないですか。その中で気の合いそうな方のページへ飛んで、その方の作品をまず読んでみるんです。何度も言うかも知れませんが、交流する条件は作品ありきです。最近の若い方(また出た)の中には活動報告を出会い系のチャット感覚で使っているような方(僕基準の見方ですけど)もお見受けするので。
作品に共感が持てれば感想を書き、活動報告にお邪魔ずる。そうやって交流が始まるんですね。
僕の場合はかみむら律子さんから沢木圭織さん、りくてっくすさん。大橋秀人さんから午雲さん(残念なことに退会されました)、観月さんなどに広がって行きました。それから、齋藤一明さんからは水無月上総さん、刹那玻璃さん、古都ノ葉さんなど。最近では山之上舞花さんから菜須よつ葉さん、サフトさんなど。
新しくお付き合いを始めた方が、僕のお気に入りさんへ触手を伸ばされて、お付き合いをされているのを見つけると、なんだか誇らしくなります。
さて、ここでのお付き合いで語らないわけにはいかない方がまだ何人か居ます。次回は桂まゆさんについて綴ってみようかと思います。