5.200文字小説とかみむら律子さん
5.200文字小説とかみむら律子さん
僕が『なろう』に来た頃、トップページに表示される新着小説の欄にいつも作品を投稿されている方が何人か居られました。その中の一人がかみむら律子さんです。当時、彼女は短編小説や更新した連載小説を毎日のように投稿されていて、よくお名前を見かけていました。後に僕が彼女のことを“コンビニ作家”と称した所以でもあります。
彼女の作品にはユーモアあふれる作品が多く、ストーリーに干渉する“地の文”が特徴的な『御徒町樹里』シリーズは圧巻です。
そんな彼女の作品の中には魅力的なものが多く、僕が興味を魅かれたものの中に、200文字小説がありました。ここで短編作品として作品を投稿できる文字数の下限が200文字。その200文字ジャストで小説を書き上げる。即、やってみました。最初はどうしても300~400文字になってしまう。そこから無駄な文章を削って、かつ、ストーリーを展開させる。出来た作品はどこか中途半端なものになってしまいましたが、こういった作業が楽しくてたまらなくなりました。
僕の作品の大半を占める200文字小説。彼女との出会いが無ければ生まれなかったかもしれません。そして、何よりも僕が彼女を尊敬するのは、継続して作品を投稿し続けているということです。彼女の存在に幾度となく励まされて今の僕があります。時には厳しく、時には温かく、感想やコメント、助言を頂いています。
前話で大橋さんが彼女のことを“謎多き魅惑の人”と言った話をしました。彼女に限らず、こういったネット環境の中では本人のリアルの姿は見えません。活動報告の内容であったり、コメントへの返信であったりでその人の人間性を推し量るしかないわけですが、彼女のコメントは至って、冷静です。そういうところが“謎”であり、“魅力的”でもあるのだと思います。
たまに、甘えたようなコメントや怒っているようなコメントをされることがあります。そういう時はとても愛おしく感じます。彼女が若かろうが、歳を取っていようが、女だろうが、男だろうが、絶世の美女であろうが、魑魅魍魎の類であろうが変わりなく僕は彼女を愛することが出来るでしょう。
さて、彼女が顔を赤くして隠れてしまう前に話を変えましょう。
彼女とお付き合いするようになって彼女がお付き合いしている方とも交流する機会が出来ました。
皆さんも、お気に入りさんのお気に入りさんが気になって、その方のページに飛んでみたりということはよくあると思います。
次回はそんなお気に入りさんたちのことを綴ってみようかと思います。