ある朝の会話(地の文無し練習)
「おぉ! ユッキまた大きくなったんじゃない?」
「ちょっと、いつも止めてっていってるでしょ! 揉むなら自分のにしなさいよ」
「何言ってんの。小さいのより大きい方が揉みごたえあるじゃない。おっきい胸特有のふにょっていうかふわふわした触感なのにずっしりと来るのが良いんじゃない! ユッキは解ってないなー」
「そんなオヤジ臭いこといってないで、いい加減止めなさい!」
「え~。少しくらい良いじゃん。減るもんじゃないし、むしろ増えるよ!」
「これ以上は要りません!」
「もう、顔真っ赤にしちゃって。感じてきちゃった? って、痛っ、痛い痛い痛い。抓るのやめて!」
「じゃあ、アイも手を離して」
「ホント痛ったーい。爪の後のこってんじゃん」
「自業自得でしょ」
「せっかく気持ち良くさせてあげたのにー」
「気持ち良くない!」
「えー、キョニューはビンカンって聞いたのに」
「私は鈍感って聞いたわよ」
「んー、じゃあ放課後ユッキんちでもう一度試そうよ!」
「ほら、駅着いたし馬鹿なこと言ってないで降りるよ」
欧米の小説のような地の文が無駄に長く感じる小説は読みにくくて、個人的に嫌いだったのです。
しかし、自分の小説を読み直して見ると、地の文での説明が多過ぎて、クドイ文章でした。
それでも、個人的には説明し足りない部分が多々あったので、会話の中に説明を含ませようとしました。
が、コミュニケーション能力が低い為になかなかに困難だったので、練習として本作を書きました。
ご感想、ご助言などよろしくお願いします。
なお、本作の文章は私が通勤途中でリアルに目撃した女子高生の会話をこれでもまだ”オブラート”にした内容です。
自主規制しないといけないような内容をごっそりと省いてます。
何と言いますか、今の子たちはなかなかフリーダムですね。