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日記風でお届け3
入院中、少し思考力が回復した気がしたが、退院して自宅療養に戻ると、また思考力が鈍くなった気がする。
脳がスッキリしない毎日にため息をつきつつも、最近は運動をするため外出することができているが、
まだ脳が鈍い。
ふと思い出したのが、入院前用事で少し遠出した帰りの高速道路の運転中に、アレコレ思考を巡らせていたタイミングで頭の中がスパークしたことがあった。
スパークと例えたけれど、実際は興奮をもたらすような脳内物質が分泌されたものだと思われる。
それがどうやって分泌されたのかは今もわからいが、あの時何か自分の中でストンと府に落ちるような開き直りが出来たようなタイミングだったと思う。
だが、その後すぐに持ち前の臆病さでその感覚を打ち消してしまった。
このことを思い出してから今現在、あの時の感覚をまた得られないかと、前向きな開き直りを得られないかともがいている。
もしまた得られて継続できたなら、今とは違った自分と人生が待っているような気がしてならない。
脳内麻薬…だったのかもしれない。