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プロローグ

不定期更新ではありますが失踪はしないように頑張っていきますのでお付き合いよろしくお願いします。

 エリシア魔法学校。

 貴族や上位市民の多くがこの学校に通い魔法を学ぶ。火種を起こすような小さな魔法から戦争を左右する大規模な魔法まで学ぶことができる場所。その学費は多く、一般市民では敷居を跨ぐことはないであろう場所。僕は今日もその学校へ通う。


「セリア学生、前へ」

「はい」


 先生に呼ばれ、学生の列の中から足を踏み出す。クスクスと零れる笑い声を気にしないようにしながら先生の前まで歩く。

「エリシア魔法学校召喚科クラスC」

 召喚クラスの中でも一番下にあたるCクラス、ここが僕の教室。召喚に才能があるものは上のクラスに行き、才能が無いものはまず来ないであろう教室。その教室で召喚科の最初の難関とも言える魔物召喚を行っていた。


「やり方は分かりますね、それでは始めてください。」


 先生の合図を受け、足元にある魔法陣に魔力を込める。体から魔力が抜け落ちていく感覚とともに脱力感が襲い、その場で崩れ落ちそうになるのを堪えながら、魔力を注ぎ続ける。意識が遠のき始め、限界寸前になった当たりで魔法陣の輝きが強くなり一匹の魔物が姿を現した。


 その場にしゃがみ込み何とか見上げたところに居たのは顔も手もない黒い影だった。

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