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三十四話 るるるるるぶ隣町様


「生きてる……俺は生きてるぞー!」




 時刻はお昼。


 漁船での仕事も終わり、本来の目的地に降ろしてもらった。



 「じゃあまたな兄ちゃん! もっといいもん食って腕の太さを二倍にしないと、いい船乗りにゃーなれねーぞ? がっはははは」


 海賊おっさんの丸太みたいな腕でバンバン背中を叩かれる。出そう。


 あと、船乗りは目指してません。


「じゃー気をつけてな、がはは。ラビコ、帰りはどうすんでぇ」


「ん~帰りは陸路かなぁ~。まぁそれは私がなんとかするよ~」


 見た目海賊達にお礼を言い、船を見送る。






 俺の異世界生活初、違う街に到着。


 今までいた街とそれほど離れてはいなく、同じ国の中なせいかそれほど大きな見た目の変化はない。ラビコが言うに俺達の街ソルートンは国の中でもかなり栄えた街らしい。


 確かにこの港街は少し規模が小さい。




「さて、行くかー」


 移動中の景色も旅行の醍醐味とか聞くが、そんなもん見る余裕なかったな。蠢く魚群しか記憶にない。


 あと、お尻が痛い。長時間座っていたからではなく、魚達の直接攻撃のせいで。



 動かないロゼリィを背負い、移動開始。ベスは貰った魚くわえて超元気。


 うん……普段ゆったりした体のラインがあまり見えない服を着ているから気にしていなかったが、ロゼリィは結構……いい体。


「あっれれ~社長の顔がニヤついているぞ~なんでかな~? ねぇなんでかな~」


 水着にロングコートを羽織ったラビコがニヤッニヤ俺を見てくる。


「さ、さて行こう行こう! 楽しい旅行の始まりー」


 

 と、とりあえず一休みしたい。座れるところを探そう、喉も渇いて仕方ない。




「……ぅ、ぅうーん…………うん……はっ! ここ……どこです!?」


 ロゼリィ覚醒。


 ビクンと顔を跳ね上げキョロキョロあたりを見回している。


「あんま揺らさないでくれー落としちまうぞ」


「え……? あ、あああああああ! おんぶ……私おんぶされていますー!」


 ロゼリィが背中で吼える。体をぐっと密着させてくる。


「チ、チャンスです……! こうやってぐいぐいと……!」


 おおおおおおお……! 背中になにかが……!


「……落ち着け~万年発情女~」


 ラビコがロゼリィの頭をパコンと叩く。



 さすがに漁船での荒行で腕が限界だったので、ロゼリィを降ろす。


「ああああ……もっと味わいたかったのに……しゅん……」


 ロゼリィが残念そうにトボトボ歩き出す。ベスも心配だったらしく、ロゼリィの足元に絡み付いている。



 見つけたカフェで一休み。果物ジュース、薄い。



 ……で、何しに来たんだっけ。この街。










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