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2 異世界転生したら周りがすごい人なんだが

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百五十一話 そうだ、王都を見よう! 3 お金は得たし嫁も欲しい様


「なぁラビコ、ウェントスリッターになると、どんないいことがあるんだ?」



 元気爆発なベスを押さえつつラビコに聞く。




 しかし王都の道路はほとんど石で平らに舗装されてるのな。馬車や車が多く走るからなんだろうが、さすがに金のある王都はソルートンとは違うな。あっちはほとんど土むき出しだぞ。



「ん~まず歴史に名前が残るのと~王都民、騎士達に尊敬されるのと~優勝賞金が一回と~国に属している限り死ぬまで毎月報奨金が貰えるね~結構な額になるよ~贅沢しなければ一生何もしなくてもいいぐらいかな~あっはは」


 マジか……すごいじゃんそれ。


 よかったなぁハイラ、頑張った見返りは大きかったのか。



「俺も出れないのかな、レース。毎月貰えるってすごいぞ」


「あっはは~無理無理~飛車輪に乗るのってかなりの才能必要なんだよ~個人の才能あっても、飛車輪との相性合わないと上手く飛べないし~飛車輪と個人両方の才能が合致しないとならないハードルは相当高いよ~その上優勝とか奇跡が起きないと無理かな~」


 ぬぅ、本来なら異世界に来た俺がそういうなんでも出来る君で奇跡が起きるもんじゃねーのか。



「社長は~もうそれクラスのお金稼いだと思うけど~? もっとお金が欲しいのかい?」


 あ、そうか。


 俺、レースで一攫千金を得たんだっけか。まだ手にしてないから実感ないが。もしかしてもう俺働かなくてもいいのか? 



「そういやお金貰えるんだっけか。何に使うか……まずはラビコへの借金返済か」


「あ~それだけど~今はいいよ~。社長のお金が無くなったころにがっつり請求するよ~そのほうが面白いし~全額払われちゃったら借金で社長を縛る快感が無くなるし~あっはは~」


 こいつ……やっぱお金無くならないように働かないとだめか。



「とりあえず今までの日雇いのお金以外の、借りたお金は全額支払うからな」


「ふ~ん? 別に自分の夫の使ったお金なんて返してもらわなくてもいいんだけど~?」


 なんだよ夫って。払うよ、当たり前だろ。


 日雇いの金は……雇った証拠が無い、で逃げれない? 


 毎日一万Gって個人じゃ無理だって。




「とりあえずお金は多額に手に入った。あとはお嫁さんでも探すか……」



 俺がぼそっと呟くと右腕にラビコ、左腕にロゼリィが抱きついてきて、アプティが俺のお尻を下からすくい上げるように掴み、ベスが足を甘噛みしてきた。



 いてって……こらベス、なんで噛んでるんだよ。


 そしてアプティはなぜ俺の尻を掴む?







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