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パーティー

「リック私が良く組むパーティーのメンバーを紹介するね」


 エミリアは実はリックがすごく重要だと思っていた。いつも組んでるパーティーは私が回復と攻撃魔法を兼用してこなしてる中途半端なパーティーだった。専門の魔法使いがずっと欲しかった。ただこのパーティーはレベルが低い…。簡単には専門の魔法使いが参加してくれなかった。イレギュラーなら参加してくれたことがある。その時は本当に楽だった。正直組んだどの魔法使いよりリックの方が桁違いな素質を持っている。ただ素質だけならって事がずっと引っかかっていた。


「リック、俺はジョン・ステイル。パーティーの役割はなんでもやるって感じだと思う」

「どうもエミリアの弟のリックです」


 姉さんはどうも僕の事を子ども扱いしたいようで事前に細かい打ち合わせをし無い。突然パーティーを紹介するからって言われて何を話せば良いのか?と混同していた。どうやら彼がリーダー的存在のようだ。姉が良く話してくれたので知ってるけど、姉は器用貧乏と彼の役割を話していた。回復も出来るし、魔法も初等魔法ならある程度出来る。格闘術を基本としたダガー使い。パーティーの司令塔も担ってる。ただこれってものが無いから他のパーティーだと使いづらい存在。彼を最も効率よく使うならリーダーしか出来ない。過去こんな話を姉はしていた。


「リーダーしか出来ない?何かすごい人に思えるけど?」

「これがそうでも無いのよね。悪く言えば一匹狼来質な所があるのよ。自分で何でもやろうとするからで人に頼るリーダータイプじゃない。他のパーティーにも入った事があるけど、リーダーしか出来ないって人でなんでも回りに任せるくせにその人が居ないと上手く回らないって奇妙な人がいるのよ。ジョンはそういうタイプじゃない。逆なんだよね。一人で冒険者やれるような単独行動専門のなんでも屋がパーティーやってる感じでパーティーに入るならリーダーしか無理。集団の中で彼を使うには余ってる余裕があれば彼ほど使える人は居ないと思う。カツカツで組んだパーティーなら彼はリーダーしか居場所が無い。だって専門的なこれってものが無いから。奇妙に思えるけど、10人20人規模の集団ならジョンは有能だと思うよ。奇妙だなと思うのがそんな人がソロこそが強みだというんだからね」

「うーん何か釈然とし無いな姉さん何か隠してない?」

「隠してるというよりそうだね当たり前だと思っててそれで説明省略しちゃった部分があるから。リック本当に子供らしくない…」

「もっと使いやすい子供って頼ってよー」

「うんまリックの成長にも慣れてきた。いろいろ聞けば聞くほどリックはますます判断が切れるようになるから成長してるんだろうね」


この姉さんの指摘は間違ってなかった。こっちでの知識が圧倒的に不足してて大人としての僕は何も知らなかったから。


「私の様な近接戦闘があまり得意じゃないメンバーが居るとどうしても前衛後衛に分かれて戦闘になる。その場合ジョンって前衛として微妙なのよね…」


「リック始めまして、ラッシュ・ゴールドンです。」


 彼はパーティーの最年少であまり年上ぶった感じで話さないように気を使ってるようだった。普段の話し方が出たという感じだろうか。彼についても姉さんは過去話していて。


「ラッシュこそが前衛の典型よね」


 その意味が出会って分かった。最年少ではあるが彼が一番体が大きかった。筋肉質と言うほどじゃないけど明らかに体重が重そうな体つき。肥満ってほどじゃないが器用に素早く動くタイプじゃない。今回は紹介って事でがっつり着込んでいたけど防御重視の重装備。多分彼は頻繁に攻撃を受けている。鎧にそれらしい傷が無数にあった。


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