ポテチやスマホ
依頼の合間で各地を回っていて気がついた事があった。
「ユニ、日記と神話ってずれてる」
「え?」
「日記ってさユニが経験した事で書かれてる。神話でも歴史記録でもこれユニが経験してない事も大量にある」
「そりゃそうだね。確かに初期は重複が原因だったけど、日記よりその他の記録の方が膨大だからね」
「じゃあさ日記以外でおや?って思う話が合ったらそこを重点的に訪ねてみるのは?僕の趣味つき合わせて悪いけど魔法の謎を重点的にやりたい。そうやって見るとその他に使える話が結構ある。例えばだよ僕はまおうさまの図書館って話からここにたどり着いた。これはユニが中心に居るから日記から紐解ける。でもこういった噂話しの中心にユニが居ない場合の調査はしてないでしょ?」
「確かに私延々と記述してるだけだから。それを整理するとかして無いね」
「今まで漠然と調査してたけど、これだけの情報があるんだからそこを重点的に調査しようかなと。そういえばさユニが神様と呼ばれた部分の日記読んだよ」
「魔法以外読み飛ばしてるのに見てるんだ」
「あそこ面白かったからね。ユニが不老不死だからなんだね」
「うん、多分私旅に出てるから分かるけど、見た目だけじゃないと思う。エルフやドワーフ、魔物の存在は後になるとありがたいものだった。人間はこうだってのが滅茶苦茶になったので特にこの見た目突っ込まれなくて済む」
「アルビノって生物の突然変異があってユニは十分人間としてはありだよ。珍しいのは珍しいだろね。ユニ自分から森の外に出たわけじゃないんだね」
「ある意味当時の権力者による追放処分だからね。関わらないようにはしてたよ。私が元で戦争が起こるのは理解してたから。今私の書いてるものでそんなの気にして無いの分かるよね?」
「これだけ文明が崩壊するとね、洋介の時代より文明レベル落ちてるよ。魔法も意味分からずに遣ってるし…」
「いずれ調査しないといけないけど海外も行かないといけないよね。たださ博士が何やってたか?分からないから人種が変わってしまったことは海外から来たとは言えない」
「”人体実験”か…」
「全く日本人と違うわけじゃないから博士が弄った人間との混血は考えられるね。真相は分からないけどね。海外から必ずしもやってきたか?は分からない。私から出アフリカの話をしてなんだけどね…」
図書館からの情報収集で成果が出た。奇妙だなと思う話があった地域に過去の文明の遺跡の様なものがあった。すごい発見だとならないのがこれがもうボロボロで…。
「ユニさん派手にぶっ壊しましたね」
「やったのはユニ2だからね」
元々責任感や罪悪感は無いと話してたけど、軽口で済ませられるのは1000年って時間もあるかな。
「ユニ、案外平気っぽいけど、当時の破壊の被害を受けた人に直接怒りぶつけられても平気?」
「当時はね。今はちょっと気にするかも。ただしタラレバネ。リックも分かって言ってると思うけど、そういうのって本当に時間が解決するよね。その点逃げ回って時間切れ有効な私って人間的な感覚だとインチキしてるのかもね」
「今更たらればだね。多分僕が一番この事に怒りを覚えるはずなんだよ。破壊前、破壊後どっちも生きてるからね。でも僕今の生活幸せでかつユニが居る事がその中の最大の領域しめてるからな」
ユニさん無言。のろけてみたがやっぱこういう所ちょっと違うよな…。
「そうそうこの後うちに来てよ」
僕はそこで秘蔵のポテチ袋コレクションを見せる。
「”ポテトチップス”何これ?」
「お菓子の袋。洋介の時代の商品」
「正確には分からないけどせいぜい離れても万年ぐらいだね」
「遺跡も何か持ち帰りたかった。これがゴミだって僕も分かってるんだけどね。ただ貴重な日本の思い出だからこうやって集めてる」
スマホも見せた。
「壊れてるから分からないけど、何かこれ文明レベル低いの分かる」
「やっぱかなり発達したんだね」
「多分私がその集大成じゃない?」
たまにユニさん自画自賛する。本人はそういうつもりは無いと思うけど。実際ユニすごいんだよな。




