ゴーレム
「そういえば僕ユニが壊れたら直せない。攻撃力が高いのは知ってるけど、危険な事忘れていたよ」
「大丈夫だよむしろ私丈夫以外とりえが無い。あの程度の魔法が使えるって知らなかっただけで自分が凄いと思ってなかった」
彼女が話すには、自己修復機能があるし、なおかつ彼女は人間なんて較べられないぐらい頑丈だった。
「でもエクスプロージョンはちと駄目かも?」
「あれは僕も駄目だから良いよ…」
どうも”矛盾”の話とは違うようだ。最強の矛はあるけど、盾は無いようだ。それは僕も似てると思う。
「魔法もそうだし、ユニの外部装置も攻撃と防御って実はバランス取れて無いね」
「それは”E=MC^2”だよ」
「この世界じゃまるで通じないレベルの話しってどうしても日本語になるね」
「私の苦労が分かってくれたね」
たまにユニ感情が動くの分かる。1000年以上こんな事してるからさすがに感情的になるんだな。
「話が脱線したけど、アインシュタインがどう関係あるの?」
「世界はエネルギーの塊だからね。破壊の方が技術としては当然のありようなんだよ」
「ユニ本当にロボットなのかい?兵器を哲学してるね」
「私よりこういう事はリックの方が詳しいんじゃないの?私の時代はもう攻撃が圧倒的になって長いから。いざとなったら地球割れるけど、表面だけ焦がす?そんなレベルの兵器の方が人類絶滅には都合が良いんだよ」
「第1の博士とんでもない人だね」
「本当に短い時間しかすごして無いけど、ある程度なら擁護できるよ。刑務所の中と外が逆なら外の人を処刑しても問題ないのでは?」
「ユニ怖い事言うな」
「今の私は力が無く考えるだけだから良いと思うよ。後AIの話だけど、難しい話だと思うよ。人間はどうしても自分が最高の知性だと思うから近づけようとするでしょ?私たちの方が優れてるかもしれないじゃない?どうもリック所々そういう所見えるからな」
「じゃ見方を変えよう。人と話すのにスムーズな知性を人間が求めてるとしたら?」
「自分本位な考えだけど可笑しくは無いね。そういう力が足りないのは認めるよ」
「人間ならそこでムキニなったりする人も居るけど」
「それスムーズ?」
「じゃないかも…」
たまにユニは変な鋭さがある。
ともあれ僕らは二人で依頼をこなしてた。彼女の実力は未知数だったが、彼女別に身体的攻撃力はないな…。ただ丈夫だと言うのは本当だ。怪我みたいなものもすぐに自己修復する。しかも魔法による身体強化レベルの丈夫さは楽勝である。あれユニって魔法使いとしては僕より強いんじゃない?僕は早く新しい魔法をリストに加えなければ…。魔法で被るから僕は前衛やる事が多かったけど、それは身体の攻撃だけで、防御は彼女の方が多分高い。避けたりが上手いわけじゃない。単純に彼女頑丈だ。しかもちょっとした怪我ぐらいならすぐ治ってしまう。ユニって敵ならものすごくやばいやつかも…。彼女これで頭脳担当って言うんだから過去のテクノロジーこえー…。
コツコツ依頼をこなしてると出た出たゴレームの魔法。
「ユニ、ゴレームの魔法使えるようになったよ」
「見せて見せて」
巨大な土、石で出来た人形を僕は操作できるようになった。ただこれ案外難しい。他の事出来ない。仕方ないほかの攻撃は彼女に頼もう。何かこれ使い勝手悪いぞ…。と思ったのは勘違いだった。これ便利だ。前衛を全てこいつに任せられる。それに相手が巨大なほど効力を発揮する。魔法使いはパワー勝負に持ち込まれると危険だから。そういう時のとくかくでかいぞこいつってのはありがたい。後は打撃の攻撃が弱かったらユニに任せれば良い。何よりごつい魔法使っても壁になってくれるのがありがたい。最強の前衛じゃないか?このパターンかと思うのがオチがあった。こいつスピードはイマイチだ…。素早い敵には相変わらず僕が前衛やら無いと回りこまれる。ユニがもうちょっと交わしたり避けたりが上手かったらな。ユニってどんくさいかも…。まおうさま…。




