竜殺しの魔法
『マグニールの神話』良く分からなかった…。抽象的で詩的なため良く分からない。彼女に質問して見る事にした。
「ええっと聞いて良いですか?」
「うん良いよ」
「この破壊による混沌ってなんですか?」
「私も良く分からないんだよね。様々な土地を回ってそこで聞いた神話集だから」
「試しにこっち読んでみる?」
彼女はちょっと微笑んだ気がした。『まほうさまの日記』え??だが開いてすぐに衝撃を受けた。基本的にはこの世界の言葉で書かれていたが所々魔法の呪文が入っていた。というよりこれ日本語じゃないか?単語単位でこの世界の言葉で書いてあるから呪文だと思ったら、明らかに分かる呪文でつづりが違うのを発見した。気持を追いつけて質問してみた。
「所々魔法の呪文が混じってるのですか?まおうさまは魔法使いなのですか?」
「一応使えるよ。ただ私人じゃないからな」
「エルフですか?」
「エルフとは違うでしょ?」
確かにそうだった。過去にさまざまな所にいった事があるので亜人は大体知っていた。彼女に一番近いのがエルフだけどやっぱり違う。
「困ったな神様じゃ駄目なんだとすると私ってなんだろう?」
「まおうさまでしょ?」
「それは君たちのいう所の名前かな?神様と言うのになれて私はそうやって言われるのが普通なんだと思ってた」
「旅してるでしょ?その時はなんていわれるんですか?」
「まおうさまだよ?」
「自称?」
「そう、でもあなた名前そういえば聞いてなかった」
「リック・グラハム」
「ほら自称じゃない」
「え???」
この人何か不思議な人。でもいつも思うが間違ってない。
「そういえばエルフって魔法得意ですよ?人じゃないのは関係ないでしょ」
「アノ子達もある意味人だからね。リックは魔法使いなんだよね?ゴーレムとか出せるの?」
「何それ?」
「知ってるけど、私は得意じゃないから使えないんだよね」
「ちなみにファイヤーストーム使えます?」
「あんなの誰でも出来るでしょ?」
「エクスプロージョンは?」
僕は知り合いの魔法使いの中では僕しか使えない魔法を挙げてみた。僕の竜殺しの時使った魔法だった。
「あれはそこそこレベル高いよね」
「もしかして使えるの?」
「うん」
「見せてもらえます?」
「ここで?」
「とんでもない」
「冗談だよ」
彼女冗談も言うのか…。僕らは村の外の人気の無い場所に行った。彼女は詠唱を始めた。驚いた始めてだ日本語で詠唱する人に出会えた。エクスプロージョンだった。僕もやって見せた。
「これすごい魔法なんですよ?」
「ええそなの?私もこのレベルまでなんだけどね。これすごいんだ。私って無力だとずっと思ってた」
「いやこれドラゴン倒せますよ?」
「確かにそうだね。私の中の危険なレベルってリックと違うんだと思う」
「後なんで日本語の詠唱知ってるんですか?」
「??変なの?」
「僕以外の魔法使いってあった事無いですか?」
「そういえば今って変な言葉使ってるね」
「そうそうあっちが普通なんですよ」
「じゃ何故リックは日本語の詠唱できるの?」
変な所で鋭い人だなこの人…。
「後でまとめて話すので今おいておいて良いですか?なんとなく話を進めていけば多分その疑問解消されると思います。ただ今話すと混乱するから」
「良く分からないけど後でね。忘れないでよ。リックと話してるとちょっと他の人と違う。そういう感覚多分久しぶり」
ちょっとびっくりした忘れないでに感情篭っていた。彼女らしくなかった。
「話を戻してどうして普通知らない日本語の詠唱が出来るんですか?」
「やっぱりそれリックに鸚鵡返しになるよ…」
悔しいがそのとおりだった。
「あのね何故日記つけてるか?と言うと忘れてしまうからなんだよ。また読んで質問する所から始めようよ。私リックと話したい」
あ、明らかに感情が篭っていた。僕は嬉しかった。良く分からなかったけど戻ることにした。




