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衝突

 実はこの数回の戦闘の収穫は膨大なものになっていた。僕は既存の魔法を組み合わせた新しい魔法を創る事が出来るようになった。逆に言えば何故それが過去できなかったのか?と言うとこの世界の呪文がおかしいからになる。日本語で見ればただ文章を組み立てるだけで意味のある新しい呪文を創る事が出来た。それがこの世界の訛った呪文では不可能だった。この世界の住人は自分で何を言ってるか?が良く分かって無い。なんとなく教えてもらう人から的外れなイメージを叩き込まれるだけ。僕はオッサンの立場から若者の言葉の乱れと言うものをまだ10才になってない年齢で批判的に考えてしまった。中身はおっさんなので…。


「リック、そういえばスタッフがあった方がもっと効果的になるんじゃないかな?」


 エミリア姉さんはある日そんな事を話してくれた。教育を受けて無い。姉さんは専門の魔法使いじゃない。その事が後からこういう話が出てくる事に良く繋がっていた。僕は素手だった。基本的に後方なので気にしてなかった。でも姉さんは神官のメイスというものを持ってていざとなったらそれを武器にしていた。ただ目的はそうじゃない。より回復の効果を挙げるためだった。魔法使いにもそれがあると言うわけだった。ためしに棒切れを使って魔法を使用してみると魔法の狙いが付けやすくなった。今まで逆になんか当たらないと思ったらこれだったのかと思ったほど…。皆僕の高位魔法に目を奪われて基本的な部分を見落としていた。しかもパーティーに専門の魔法使いがいないのも大きかった。


 複数回の依頼をこなすうちに、僕はスタッフを金属製にしてそれを剣や槍の様に使って直接低位の魔法を流し込む独特の近接戦闘を編み出した。目的は低レベルなモンスター相手の魔法の節約にあったが、訓練してる武術を実践に使って磨いていきたい狙いが合った。僕の武術は訓練用で実践向きじゃなかった。どうしても実践で鍛えて行かないと身につかない部分が多くてそれでずっと試してみたかった。ただ魔法使いが格闘や剣術というのも何か違うと思ってた。そこでこのスタッフを武器的に使えないか?と考えた結果だった。おそらく僕が創始者だろう。しかしその自負は砕かれるのであった。


「リックそれなるべくやめてくれ。俺と被る…」


 ジョンから批判されてしまった。なんとなく自分でも分かっていたけどダガーを使ったヒットアンドウェイのジョンの戦闘スタイルと似てたんだ。今まではずっと褒めていてくれたけど、それは褒めて伸ばすような上から目線じゃなかった。本心で助かるって意味で、それがちがうと不満になったようだ。だって僕の魔法追加がえげつない攻撃力だったから…。リックも魔法が使えるがあくまでそれは魔法に特化したときだけで、格闘術と組み合わせるのは僕が難易度の高い魔法を軽々こなす下地があったから低位なら息を吸うようにできるからだ。ジョンの役割を奪うつもりは無かったから、僕はすぐに特殊な時しか使わないからごめん訓練だけさせてと低姿勢でお願いしてやっと許可してもらえた。多分始めてジョンと衝突した事だと思う。


 ラッシュは一番年が近かったので基本接し方が僕に柔らかかった。ただ年下だからっていつもの気遣いをせずにすむ気楽さがあるとは以前話してくれた。姉さんは常に甘々で誰から見てもそれは分かる。唯一宗教的な事で地雷をふまないかぎりは怒るようなことはほとんど無かった。だがジョンはどっちかと言えばキツイ性格の部分が合った。いつか一人でやって行きたいと思うタイプなので仲間と上手くやるってタイプじゃなかった。それでもこれまではあまり衝突が無かった。その事を不思議だとは思っていた。でも今回の事でやっぱりジョンはこういう人なんだと良く分かった。ある程度僕が子供だからと軽く見てくれてるようなところがあった。ラッシュには結構厳しく言ってるから。


 ジョンはわかり易い戦闘スタイルを嫌ってるようなところが合った。実践としては器用さが無いと思っててそこから彼独自の一体彼はどういうタイプなのか?がすごく分かりにくいスタイルになった所がある。まるで彼は日本での記憶の忍者の様な人だった。僕はちょっと自分の向上ばかり優先してパーティーの役割を無視していたと思う。ジョンも薄々感じてはいたが、僕はこのパーティーから離脱するじゃないか?と思っていたようだ。それは的外れだった。僕はこのパーティーにいながらのレベルアップをいろいろ試していた。その僕の余裕が多少ジョンの気持ち傷つけた部分があったようだ。


「ジョン角が立たないようにしてたけど、怒ってたね」

「うん反省してる」

「私はリック間違って無いと思うけどね。リックはもっと高いレベルの冒険者になれるよ。今のパーティーには不釣合いだと思ってる」

「姉さんそれは違うよ。それは僕と一緒にやってるからだよ。回りはそう見ない。子供パーティーの中の子供としてしか見ないよ。実際僕らの依頼が当初と較べてレベルアップしてるのを見ると気がつく人は気がつくと思うのだけどね。そんな簡単に別のパーティーに参加できないし、仮に出来ても僕は姉さんを守りたいんだ」

「リックは優しい子だね。以前なら馬鹿な事をと思ってたと思う。でも今は違うよ。そうだねまだリックは小さいね、それを私達はどうしても忘れてしまうよ。ジョン私より多分リックの事認めてるんだね」


 確かにそうだった。ジョンが怒ったのは真剣に自分の敵になると認めたからだと思う。

酷い小説だと思います。こんなはずじゃなかったと言う思いはあります。何が駄目とか大体分かります。小説家になろうで流行の異世界転生を書いてみたいと思って挑戦してみました。話になら無いです。次があるなら今回の失敗を次回の糧にしたいと思います。今回はもう自分の趣味で押し切って進もうと思います。感想を拒絶してるのはこれ以上精神的に追い込まないでーって思っています。自分でもこりゃ駄目だと思います。

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