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目覚め

「どこだここ??」


 目覚めたという感覚に近いそれを感じた後の第一声はそう呟いていた。何故疑問に思ったか?と言えば目覚める前の記憶と全く違う光景が広がっていたから。何より自分の身体に違和感を感じる。どうやら目覚める前大人だと感じていた自分は子供になってると気がついた。徐々に分かってくる事からどうやら現代日本とは全く違う場所に居るようだ。


「現代日本?」


 ふと思ったその言葉に疑問を感じた。どうも自分は記憶が混濁してて所々曖昧で断片的になっている。明確なものとしては、自分は大人だった自覚だけがあった。ただ自分は目覚める前とは違う言語をどうやら話せるようだ。誰でも意識があるだろう。子供の頃の記憶が良く分からない時期があることを。後で分かったことだが大体5,6才と言ったところになる。それ以前のこっちでの記憶がぼんやりだがある。自意識?自我?そんなものがハッキリしてきてやっと自分が大人だったと言う意識が芽生えたと言う感じかと。


 自分には年の離れた姉が居て、彼女が魔法というものを使った事でここがそういう世界である事が理解できた。断片的で曖昧な記憶ではあるが、大人だった自分の世界にはそんなものは全く存在しなかった。彼女が使った魔法を見ようみまねでやってみたらすぐに使えた。


「リックすごいわ」


そういえば僕の名前はリック・グラハム。姉はエミリア・グラハム。姉は17才、僕とは10才以上年が離れていた。曖昧なこっちでの記憶と目覚めてからの経験によってどうも僕は両親が居ないらしい。自分の記憶の中に一切無い。後日常生活の中で出会った事が無い。疑問に思い姉に尋ねた事がある。彼女によるとどうも両親は死んで残された僕を姉が育ててくれてるようだ。グラハム家はそれなりは豊かな生活をしていて幸い遺産があったのと、姉が両親の死後冒険者をやっていたためその収入で僕を養ってくれていた。


「そんな凄いことなの?」


僕は自分でもすごいと思ってたけど、それは大人だった世界の常識で思っただけでこっちではそんなに凄い事なのか?が分からずに姉に質問で返してしまった。


「そうね、それほど高度な魔法じゃないけど、ただ私何も教えてないよね?」

「うん、姉さんの使ったのを見よう見まねで真似しただけ」

「それが凄いことなのよ。私は魔法を学生時代に学び、なおかつこの魔法が使えるようになるまでは3年掛かったの。尤も初めて使ったのは1年もしないうちに使えたのだけど。これは低レベルなものだけどそれだけの期間が必要になるもので、私が特に同様に学ぶ子供たちの中で遅かったわけじゃないの。」

「僕って魔法の才能あるのかな?」

「初めてでこれなら天才と言いたくなるよ」


そこから彼女はもっと様々な魔法を使ってみて、そのすべて僕は使用する事が出来た。


「間違いない。リックあなたは天才的な魔法使いよ。あなたにこんな才能があるって分かっていればもっと前に教えてあげればよかった。危険な魔法もあるのよ。だから最初にやったような分かりやすい危険性のある魔法を今まで見せてこなかったからもあるね」


この作品2次創作じゃないですが、マザーキーパーズって漫画をモチーフにしています。その点パクリだと不快に思われる方がいるかもしれません。それでも自分としては2次創作ではないと思っています。初期は全く違います。

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