8話
プレース「ゴーレム?」
ウェル「あれがこのダンジョンのボスだ」
プレース「小さくないか…?」
ウェル「出てすぐだからな」
プレース「倒しちゃっていいのか?」
ソーナ「もちろん」
「エアボム」
―
受付「それでは全員に振り分けるような…」
ウェル「いや、プレースに全額渡してくれ」
プレース「いいのか?」
ソーナ「面白いものが見れたし、今度一緒にダンジョンへ行く時はよろしく」
プレース「ありがとう!」
受付「それでは金貨4枚になります」
プレース「これで新しいパーティー作ってやる!」
ウェル「それじゃまた会える日を楽しみにしてるよ」
プレース「みんなありがとうな!」
キューナ「またね」
―
プレース「次の街に行くか」
「エアボム」
―
プレース「ここが次の街、商業街グレイか」
―
プレース「ほう…広いな」上から見下ろす。一番高いところから見回すと人が往来しているのが遠くからでもわかる。
聞いた話によると奴隷が売られ始めるのは夜から。
街に飛び降り、昼の街を練り歩く。
―
プレース「飯美味いな」
串焼きの肉を食べながら歩いている。
商業街と言うだけあって、色々なものが揃っている。
そしてここが出発の街として知られているらしく、パーティーの募集もよく見かける。
プレース「はーん…奴隷を買わないのは名誉のためなのか…めんどくさそうだな」
奴隷=お荷物という常識が根付いているらしい。よって奴隷以外を入れるらしい。
ウェル達が言っていた。奴隷の方が強い人もいるかもしれないと。ここに集まるのは初心者。