6話
「お、あんたも緊急依頼を受けたいのか?」
プレース「ああ、だけどパーティーじゃないとダメらしいんだ」
「それじゃ俺らのパーティーに入るか?」
プレース「いいのか?」
「その代わり仲良くしてくれよ。俺はウェル。そこにいる女魔法使いがソーナ。後でコソコソしているのが女戦士のキュー
ナ」
プレース「ん?なんか3人とも何となく似てないか?」
ウェル「そりゃそうだ。血がつながっているんだからな」
ソーナ「ウェルが一番上。私が2番目。キューナが3番目」
キューナ「よろしくです」
プレース「プレースだ。よろしく」
ウェル「これで緊急依頼を受けていいな?」
受付「はい、構いません。お気をつけて」
ウェル「それじゃ西のダンジョンに向かうとしますか」
プレース「おっし。それじゃ行こうぜ!」
―
ウェル「そういえば、プレースはどんなスキルがあるんだ?」
プレース「俺の能力は圧縮だ」
キューナ「圧縮?」
プレース「こうやって空気を圧縮させて、一部を解放すると」ボンと音を立て、暴風となる。
ソーナ「魔法使いに近い?」
プレース「そうかもな応用すると」ボンボンと小さな圧縮を解放していき、空へ上がる。
ウェル「ほう、すげぇな」
キューナ「空飛んでみたいな」
プレース「残念ながらこれは俺だけ。じゃないと感覚がわからないからな」
ウェル「まぁそんなもんだろうな」
ソーナ「そんなにガッカリしないの」
キューナ「してないもん」
プレース「それで3人の能力は?」
ウェル「俺が絶対命中。ソーナが雷と水魔法。キューナが絶対防御
プレース「ほー。みんな強そうだなぁ」
ウェル「強そうじゃなくて強いんだ」
プレース「そっか。それじゃ楽しみだな」
ソーナ「西のダンジョンのボスは私たち昔倒したことがあるから」
ウェル「そう言うことだ」
プレース「消化試合か」