3話
プレース「ったくよぉ、どうやったら自警団に入れるんだよ!」
「おうおう、機嫌が悪いなあ」
プレース「まぁ…ん?お前…」
「やっと気がついたか?この団長が目の前にいるのに気づかないなんてなぁ」
プレース「なぁ…どうやったら自警団に入れるんだ?」
「まだ言ってんのか、そうだなぁ」
少しの沈黙の後
「そうだな、冒険家として10件依頼をこなして、まだやる気があったら入れてやらんでもない」
プレース「それが入団テストってことか…?」
「どうなるかはお前さん次第だな」
プレース「やってやろうじゃん」
―冒険者ギルドー
プレース「この依頼をこなせば冒険者になれるんだな?」
受付「その依頼が達成できないとそもそも冒険者に向いてないので」
プレース「スライム10体の討伐か。速攻で終わらせてくる!」
受付「お気をつけて」
―
プレース「エアボム」
スライムが弾ける。魔石を回収する。
スライム自体を圧縮すると魔石まで圧縮する可能性があるから。
プレース「あと3体か…」
辺りを見回すが見当たらない。
プレース「飛ぶか…」
エアボムを足元にして空を飛ぶ。
プレース「ん、あそこにいるのスライムの大きいな」
エアボムを駆使して目的地に行く。
着地前に小さなエアボムで衝撃を緩和する。
プレース「よっしゃ、あとはこいつも倒してっと…」
エアボムを連発し、大きなスライムをどんどん削る。
プレース「こりゃでかいな」
大きな魔石をバッグに入れる。
残り2体もすぐ見つけ、魔石を回収。
プレース「これで完了!戻るとするか!」
―冒険者ギルドー
受付「一つ違う魔石があるのでもう一つです」プレース「マジかよ!?」