表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/51

40.ちやほやされたいコラボ2弾

 [お久しぶりです。先日はコラボありがとうございました。

 この前のコラボの反響が凄かったのでもう一度一緒に配信をしたいのですがどうでしょうか?

 お忙しいとは思いますがご確認お願いします。]


 あー……反響あったのかぁ。

 どんなもんだろうと確認したアーカイブは既に再生数が100万を超えていた。

「すっご……まぁこれならまたやりたくなるよね。」

 さくらさんって配信に真剣だし理解はできる。


「今度は私のチャンネルで放送していいって書いてあるし……話だけでも聞こうかな?」


「えっと……わかりました。今からお店に伺います……っと。」

 さくらさんは基本お店にいるというのはこの前聞いたのですぐに向かう事にした。


「やっぱり一回話すと慣れるものなのかな?あんまり嫌だとかそういうのは無くなった気がする。」

 自分の変化に気付き少し嬉しくなる。


「すいませーんさくらさん居ますか?」

 店に着きレジのNPCに声をかける。


「ミィさんですね。裏で待ってますのでどうぞお通りください。」

 何も問題なく通される。事前に話をしているとやはり楽だ。


「失礼します。」

 通された扉を開けるとさくらさんが座って待っていた。


「ミィちゃん来てくれてありがとー♪いきなりの誘いなのに来てくれて感謝♪」

 ハイテンションで出迎えてくれた。相変わらず可愛い人だと思う。


「私も今日は特に予定が無かったので大丈夫ですよ。こちらこそいきなり押しかけるような形ですいませんでした。」

 いきなり誘ってきたのはそうだがこちらもいきなり押しかけてるのだからお互い様だ。


「じゃあお互い様って事で♪それで本題なんだけど〜今度さくらとアクセサリー作りでコラボしない?」

 全然普通のコラボだった。これなら断る理由は無いかな?


「アクセサリー作りなら全然良いですけどそれだとこの前のと同じな感じですか?」

 別に構わないけど目新しさは無い気がする。


「そこは考えてるよ♪今度のアクセサリー作りは素材からって考えてるの♪お互いパーティーを組んで素材集めから配信して新しいアクセサリーを作ろうみたいな感じにしたいの♪」

 素材から集めるのか……鉄●DASHみたいな感じだな。


「あー……そういう感じなんですね……別に良いですよ。」

 アリナと一緒に素材集めも楽しそうだし冒険の延長で配信って考えれば良いや。


「ありがとー♪それじゃあ細かいルールとかは今度決めるとして大まかな内容はそれで良いかな?」


「大丈夫ですよ。内容はお任せしますので決まったらまたメッセージください。」

 細かいルールは配信慣れしてるさくらさんに任せて良いだろう。


「じゃあとりあえず話はこんな感じで♪2週間後とか目安にやりたいなーって思ってるから一応そのつもりで居てね♪」

 その後軽く話をして店を後にした。


「今度は戦闘もありのコラボかー。またアリナに相談しよっと。」

 そんな事を考えながら《Secret Garden》へと向かう。


「みんなおつかれー。」

 裏口の扉を開けながら挨拶をする。


「だから私はミィさんの友達で今日遊ぶ約束をしてたんですよ!」

「店長からそんなこと聞いてません。それに今は居ませんのでまた後で来てください。」

 委員長とリリちゃんが言い合いをしていた。


「あー委員長……何してるの?」

 とりあえず声をかけるけど正直この状況だと関わりたくない。


「あっ!い……ミィさん!」

 この人今本名言いかけたよね。


「名前気をつけてね。それで何してるの?」


「いや……ミィさんが遊びたいなら店に来てって言ってたから来たの。」

 そういえばそんな事言ったな。あの場から離れたくて適当に言ったからあんまり覚えてなかった。


「あら。本当に店長のお友達だったんですね。これは失礼しました。」

 リリちゃんが謝ってきたけど私が伝えてなかったから仕方ない。私も覚えてなかったし仮に覚えてたとしても今日の今日で来るとも思わなかったし。


「気にしないで。私も今日の今日で来ると思ってなかったから伝えてなかったし。」

 リリちゃんは何も悪くないから仕事に戻ってもらった。


「で委員ち……えっと……レインさん?」

 PNを確認するとレインと表示されていたのでそっちの名前で呼ぶ。


「あっはいレインで良いです。」

 なんでレインなんだろ?まぁ好きでつけてるだろうからなんでも良いけど。


「それでレインさん一緒に遊ぶのは良いけど……何するの?」

 委員長の見た目は完全に軽装の戦士って感じで見るからに戦闘職だ。生産職の私とは合わない気がする。


「ミィさんって戦闘そんなにしないと思うので一緒に狩り行きませんか?私それなりに強いので役に立てると思いますよ!」

 モンスターの素材集めか……悪くないけどおんぶに抱っこになる未来が見えるからちょっと申し訳なくなる。


「ありがたいですけど……良いんですか?私ほんとに強くないんだけど。」


「大丈夫ですよ。ミィさんと一緒に遊べるだけで嬉しいので!」

 ……こういうのが信者っていうのかな?ちょっと怖い。


「えっと……レインさんは私のファンなんでしたっけ?あの……私としてはファンでいてくれるのは嬉しいんですけど出来ればクラスメイトとして扱って欲しいんですよね。畏まられるのもなんか居心地悪くて……。」

 私としてはバレてしまったのは仕方ないからこうなったら普通に友達として遊びたいところだ。


「いやっ……そんな畏れ多い事出来ないんですけど……。いやミィさんがそう言うなら頑張ってみます!」

 私の言うことは聞いてくれるみたいだし申し訳ないけどそうしてもらえると助かる。


「じゃあ少しずつで良いからお願いね。」

 

 さて……私と厄介ファンに片足突っ込んだクラスメイトとの冒険に出かけますか。

お待たせして大変申し訳ありませんでした。


次の更新は水曜日を予定しております。


感想などは全て読ませていただいております。


励みになりますのでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] これはやっかい系ファンにならなければいいけど
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ