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短編・詩 全般

言いたい。

作者: 些稚 絃羽

どうでもいいよ、そんな事。

くだらない御託並べて、

いい気になってふんぞり返って。

馬鹿馬鹿しい。



あんたの発言の時間。

その間にも誰かが事故に遭って。

誰かが誰かを亡くして。

誰かが死を選ぼうとして。

誰もが悲しんで。

苦しんで。

もがいて。

嘆いて。

あんたが嫌な笑いを上げてる時間。

そうやって泣いてる人がいるんだよ。

きっと知らないんだろうね。



あんたは可哀相な人だよ。

何も知らずに自分を幸せだと思っているんだから。

知ってるか?

悲しみとか苦しみとか。

そういうものの意味を知ってる人が

本当に幸せな人なんだよ。



だからさ。

あんたはきっと幸せにはなれないだろうね。

人の涙を液晶の向こうに見て、

自分とは違う世界と思っている間は。



可哀相だよ。

涙が出るよ。



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― 新着の感想 ―
[一言] 言いたいを読みましたが、不特定多数のネット上では伝わらないと思います。 第一、卑怯で弱い行為です。 本人に直接言わないのですから。 本人に直接向き合った時、あなたの中に強さが生まれてくると思…
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