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人類への憎しみ

ウイルスと爆弾の入手方法が少し無理があるかもしれませんがお許しください。(読めばわかります)

俺は人類への強い憎しみを持っている。

環境破壊しかすることしかできない人間の行動には

怒りが湧くほどだ。そんなことを言っている俺も人間

ではないかと言われれば当然そうなのだが、そんな俺

も含めて嫌いだ。自分が人間に生まれたことを悔やんだりもした。そのくらい人間が憎い。つまり俺は地球を守りたいということだ。人間は地球の環境を壊し続けているため、人間を滅ぼすしか地球を守る方法がない。そこで俺は、「人類撲滅計画」を思いついた。

人類滅殺部隊を結成し世界中の人類を滅ぼす計画だ。

しかし、この計画を実行するにはある程度の人数を集める必要がある。そこでSNSでメンバーを募集することにした。当然、そう簡単には行かない。

「人類を滅亡させたいと思ってる人募集中」とSNSに載せたところで誰も本気で実行しているとは思わないだろう。だからといって、「人類を本気で憎んでいる」などと書いても病んでると思われるだけだ・・・いや

待てよ、逆に病んでると思われることを利用すれば意外にメンバーが集まるかもしれない。俺はそう考えた。こうとなればとことん病んでるアピールだ。


そんな投稿をしてから数日経った頃、SNSを開くととんでもない光景があった。なんと自分の思っていなかった程返信が来ている。その内容は、

「俺も人間滅亡させたい」

「もう正直こんな世界嫌だ、この世界を終わらせられるなら何でもするわ」

などといったいかにも病んでる感じだった。

もちろんこの計画自体を冗談だと思って返信している人もいるだろうが、そういう人にも協力してもらう。

「それでは協力してくれる人は新宿駅東口改札前に集まってください」

俺はこう送った。

こうすることで本気でやる気がある人がわかる。

冗談で送ったならわざわざ集合しないからだ。

新宿駅の理由は、返信をくれた人に住んでいる都道府県を聞いたところ、大半が東京都民だったからなのと、大きい駅のほうが行きやすいからだ。まあ駅構内で迷う可能性はあるが・・・


そして集合当日、新宿駅東口改札前には返信をくれた人達らしき人がいた。人数は20人程、想像をはるかに超えた。あの投稿内容にしては集まったほうだ。

流石に駅前で計画を説明をするとまずいので、すぐ近くのカラオケに入ろうと思う。

部屋に入ると、見たことのないほどの大部屋だった。

20人近くともなるとかなりの大部屋だ。

ただこれでやっと計画を説明できる。

「皆今日は集まってくれてありがとう、皆も知っていると思うがこれは人類を滅亡させるメンバーの集まりだ。ちなみに俺は本気で人類を滅亡させるつもりだ。

本気じゃない人は帰っていいぞ」俺は皆にこう呼びかけた。それほど本気なのだ。

「それでは早速人類撲滅計画の内容を説明する。まずこの計画は名前の通り人類を撲滅(滅亡)させるのが目的だ。ちなみにメンバーに男しかいないのは、この計画を実行中に子供が産まれるのを防ぐためだ。せっかく人類を減らす計画をしているのに新しい命が生まれてしまっては困るからな」

そう、実はSNSの投稿に男性限定と載せたのだ。これは男女差別でも何でもない、作戦を計画通り実行するための方法なので仕方ないのだ。

「人類を滅亡させる方法は主に2つある。まず1つ目は、ウイルス散布だ。世界中に致死率の高い未知のウイルスをばら撒く。つまり大規模パンデミックを起こすのだ。近年で言えばコロナような世界的大流行を引き起こせば、それだけで人間の数をかなり減らせる。しかもウイルスは1種類ではない。性質の異なるウイルス5種類を、時期をずらして1種類ずつばら撒く。そうすることで、最初に撒いたウイルスのワクチンが完成したとしてもあと4つのウイルスが残るため、5種類すべてのウイルスのワクチンを完成させるにはかなりの時間がかかるからだ。5種類すべてのワクチンを完成させるまでにかなりの人数の人間が死ぬだろう」

と、ここでメンバーの1人が手をあげた。

「質問なんですけど、そのウイルスってどうやって手に入れるんですか?」

「よく聞いてくれた。この5種類のウイルスはすべて、動物から採取している。パンデミックを起こして多数の人間を殺しているウイルスは動物から発生していることが多いからな。例えば、インフルエンザは水鳥、新型コロナはコウモリから発生している」

「ってことはもうすでにウイルスは用意してあるんですか?」

「そういうことだ」

当然、もうすでに5種類すべて揃っている。この集めた5種類がどれだけ人間への影響があるかはわからないが、少なくとも殺すことはできるだろう。

「そして2つ目の作戦は、爆弾投下だ。大量の爆弾を世界の主要都市に落とす。つまり、世界中の主要都市を壊滅させるのだ。そうすることでさらに人を殺せる」

「でもそんな爆弾どうやって手に入れるんですか?」

「その質問をしてくると思っていたぞ。実は俺は以前から爆弾に関しての勉強をしていた。かなりの猛勉強だ。そのおかげで簡易的な爆弾は作れるようになった。人間、その気になればなんだってできるもんだ。まあそんな人間もあと少しで消えるがな。とわいえ、ただ勉強しただけの俺が作った簡易的な爆弾だからそこまでの威力はない。破壊能力の爆弾というよりかは、焼夷弾に近い。焼夷弾は東京大空襲などで使われた爆弾だ」

「あと、そもそもそんなことしたら戦争が起こりませんか?」

「おっ、いいところに目をつけたな。そう、確かにこんなことをしたら戦争になるな。しかしそれが逆にチャンスなんだよ。あえて戦争を起こすことでさらに世界的に死者を出すことができる」

「爆弾を落とす主要都市はどこなんですか?」

「確かにそれも話さないとな。落とす都市は、東京、大阪、ソウル、上海、モスクワ、ロンドン、パリ、ベルリン、ローマ、ヨハネスブルグ、ラゴス、サンパウロ、ニューヨーク、トロントの14都市だ。これを聞いて気付いたことはないか?」

「ヤバい戦争が起こる」

「なかなか勘がいいな。そう、これらの都市に爆弾を落とせばたちまち大戦争になるのだ。特にアメリカと中国とロシアなんかに落とせばとんでもないことになることは目に見えている。だからこそそれを利用するのだ、世界中の大国同士を争わせて、第三次世界大戦を起こす。そうすれば何百万、何千万という人が死ぬ。これが、人類の自滅というものだな」

「よくそんな作戦思いつきましたね」

「正直自分でもそう思ってる。まさか俺がこんな作戦思いつくなんてな」

「でも結構いい計画ですね、本当人間を滅亡させられるような気がしますよ」

こんな作戦、このメンバー以外の人に話したらサイコパス扱いされるんだろうな。

ただ、我ながらかなりいい計画だと思う。最初は妄想から始まったこの計画だが、まさか本当に実現する時が来るとは思ってもいなかった。

「さあ皆、あとはこの作戦を計画通りに実行するだけだ。まあ、実行するだけと言ってもそれが一番難しが、無事に成功させよう!」

「全力でやってやる!」

「これでやっと世界を終わらせられるぜ」

一人一人がこの作戦に乗ってくれた。

皆が乗り気でよかった。

現在、世界人口は82億3200万人。この人数を完全に滅亡させるのはかなりきつい。たとえ滅亡させられなくても、できる限り人間の数を減らすことができれば、作戦は成功と言ってもいい。最低でも1000万人は減らしたいと思う。


ーー続くーー



ー次回予告ー

作戦の内容が決まり、いよいよ作戦実行へと準備を始めた人類滅殺部隊。ついにウイルスを投下する時が来た。

果たして、パンデミックにより世界はどうなるのか?

そして、人類の数はどこまで減るのか?

次回第二話「ウイルス投下開始」 

お楽しみに!

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