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赤い侯爵と白い花嫁  作者: 杉野みそら
第十二章 二人の世界

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番外編・ある日のヴァレンティ邸【前編】

このお話は番外編です。お茶請けにでも……


※カリスのキャラが若干崩壊?しております。

 ある日のヴァレンティ家のお昼。


 俺はカリス・ヴァレンティ。このヴァレンティ家の当主。


 今は俺の妻、アリアを観察……いや見ている。のだが……


「カロンお姉様、この卵かけ御飯っていうのすごく美味しいですね」


「ほほほ。そうでしょうそうでしょう。ニホンのオコメにニホンの卵は奇跡の味なのよ」


 カロンがアリアの食事を管理するようになってから、アリアは顔色が良くなり明らかに健康的になった。


 それに体付きも明らかに……


「アリア様、肉付きが良くなってきましたねぇ。良いことですね!」


 ミツキ。以前は俺の侍女だったが今はアリアの侍女をしている。


「……お前もそう思うか」


「はい、そう思いますよ。ついでに旦那様がお考えになっていることもわかります」


「……は?」


「アリア様最近は成長著しいですものね。色々と……おほほ」


「俺はそのような目でアリアを見たことがないぞ」


「ええ?奥様ですのに?」


「アリアはまだ子供だろう?確かまだ16と……」


「おや、私はそのような目でアリア様を見たことはありませんが」


「……」


 ミツキのやつめ……


 アリアは確かに可愛い。美しい……でもまだ……


 俺が視線をアリアに移したその時、アリアと思いっきり目が合った!


 サッ!


 やべぇ!咄嗟に目を逸らしてしまった!スケベな、いや変なことを考えていたから……


 そろそろと顔を挙げる。


 アリアはキョトンとした顔でこちらを見ている。可愛い……保存したい。あの顔を模写したい。あ、それではみんながアリアの可愛い顔を見てしまうことになる。

 それは嫌だ!!


「カリス様?」


「わぁ、びっくりしたァ!!」


「えっ!あっ!驚かせてごめんなさい。食事に手をつけていないようだったので、心配で」


 アリアの顔……顔色が良くて、健康的で、体付きも……


 俺は目の前で首を傾げるアリアの可愛い顔を見た。


 ……イラァッ……


どうしても二人のイチャイチャが書きたかったんです。

前後編分かれてます。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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