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赤い侯爵と白い花嫁  作者: 杉野みそら
第五章 暗い影

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そこまでだ。ランス

カリスとはぐれて迷子になってしまったアリア。そこへランスが現れて……


※前半前の話と一部被る部分があります。

※アリア視点です

【紹介しよう。アリア・ヴァレンティ。俺の妻だ】


 そう言えばカリス様、私の事"妻"って呼んでくれた……


 私は先程のカリス様を思い出して思わず顔を綻ばせた。頬に熱が上がっていくのがわかる。カリス様……かっこよかったな……//


「……君今どういう顔してるかわかってる?」


 ランス様の声が聞こえて思わずハッとする。


「……顔?」


「……ああ、すごく……色っぽい顔だ」


 その時ランス様が私の頬に触れようとしてきた。私はゾッとして思わずその手を振り払ってしまった。


「……おや、残念。もう少しでキスできたのに」


「えっ……」


 ランス様が再び私の髪に手を伸ばしてきた。


「……ゃっ……」


「そこまでだ。ランス」


 ……っ!この声!


「……残念……王子様の登場か」


「ふん……全く油断も隙もないな、お前は」  


 カリス様!!


「おっと」


 私は何も言わずカリス様の胸に飛び込んだ。カリス様……カリス様!!


(大丈夫か?アリア……)


 カリス様が小声で私を心配する声が聞こえる。

 

 この声……安心する。


 ぎゅっ!!


 私は何も答えられないで、ただ震えていた。怖かった。ランス様の瞳が。まるで獣みたいで……


 カリス様以外の人に、見られたくない。


 何故かそう思った。もう二度とカリス様から離れないわ……

カリス様の登場の仕方まさにヒーローって感じですね。ランスは距離感バグってる上にちょっと気持ち悪いですね汗 


すみませんちょっと今回短めでした!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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