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神様降臨!?

 俺は、高校1年の茂上モガミ 慶介ケイスケ

至って普通の男の子さ!今日から高校に通うことになる。

俺の身長は170cmで容姿は、顔は普通悪く言えば微妙だ。

そんな俺は明日の入学式に緊張してしまってなかなか寝付けずにいた。


「ダメだ。寝れねぇや。自販機にでも行くかな。」


そう言って、深夜の町に出た。

家の近くに確かコンビニあったから、そこで買うとするかな。

さっきまでは自販機だったのがちょっと遠出のコンビニに変更。

気分転換には最適な静かな道、たまに車の音がするくらいだった。


「春とはいえど、まだ寒いな・・・・。」


「確かにそうだね。私もちょっち寒いよ。」


「ですよね~。」


っておわぁっ!誰だっ!

普通に会話をしてしまったではないか!

というかどこから話かけられた?前は当然いなくて右もいない左もいない。

後ろをみても誰もいない。

どこから・・・・・。


「そんなキョロキョロしてどうしたの?私はココだよっ」


と、女の子が上からゆっくり降りてきた。

それがコイツとの出会いだった。


深夜だと言うのに女の子が一人で出歩くのはマズいだろう。

変なおじさんに連れて行かれてしまうかもしれない。


「お嬢ちゃん。何歳?おうちはどこだい?」


次の瞬間。俺の顔に平手打ちが『バシッ』とクリティカルで入った。


「私は、子供じゃないよっ。ちゃんとした神様だもん!」


いやいや、冗談はやめてくれ。ものすごい顔が痛いのですけれど。

最近の子供は乱暴で生意気と聞く。

確かにそのとおりだな。しかも自分を神様とかいっちゃってるよ。

これは大変だな・・・・・。


『バシッ』


「いってーな!俺何も言ってないぞ!」


「今、私のコト馬鹿にしてたこと考えてたでしょ!うわ、この子自分で自分のコト神様といちゃってるよ。的なことを!」


恐ろしくピンポイトだな。すばらしい勘だ・・・・・。

将来有望だな・・・・。


「とりあえず、一人でお家へは行けるな?」


「そりゃいけるわよ。なんたって神様なんだからね!」


「あーそうかい、そうかい。なら俺は行くぞ~。」


「じゃなくて!私はアナタと一緒にいなくちゃいけないの!」


なんだ。この子は、新手の「誰が神様でしょう。一番最初に会った人についていっちゃおうゲーム」か?


「そんなゲームなんてないと思うよ?」


あたり前だろ、第一神様なんて存在しないんだし。

大体こんな子が神様なら世界崩壊しちゃうって。神様って怒ると隕石とか降らしちゃうでしょ。


「あなたに落としてあげるよ。」


そうそう。そんな感じに・・・・。え?まさか、そんなワケ・・・・。


次の瞬間俺の数cm横に直径15cmくらいだろうか、さっきまで燃えていたと思われる石みたいなのが降ってきた。

俺は笑顔のまま冷や汗をダラダラたらしている。

マズいこの子なんかの手品か?預言者か?どうなってんだ。


「まだ信じてないって顔だね。まぁ、いいやとりあえず君の家に行こうよ。」


「そ、そうだな・・・・・。」


こんな子をコンビニへ連れて行ったら完全にマズい。店の中で暴れたら大変なことに・・・・。


そして、家に着いてしまった。

さて、ここからどうするべきなんだ。この子まさか、家に泊まる気なのか?

まさかこんなちっちゃい子供がさっきの

「誰が神様でしょう。一番最初に会った人についていっちゃおうゲーム」を本気にしてるのか?

だとしたら、今頃ゲラゲラ笑っているだろうな・・・・・。


「今日からよろしくね!茂上 慶介くん!」


「ああ、よろしく。ってあれ?俺いつ名前なんて・・・・。」


「神様なんだからそんなの簡単にわかるよ~。私のことはなんと呼んでくれてかまわないよ。」


なんかすっごい笑顔で言われてもな・・・・。

そもそも、この子は名前がないのか?じゃぁ適当に、「危険度MAX近寄っちゃいけません子」にしとくか。


「また隕石落とそうか?」


笑顔でなんてえげつないコトをいうんだ。

親の顔が見てみたいわ!


「次は神様らしく、雷とかもいいなぁ~。ふふっ」


ふふっってお前ふざけんなよ!

死ぬ!それ死ぬから!


「いや~、やっぱり瞬間移動テレポートさせて落としちゃうかな」


ふっ瞬間移動テレポートだと?そんなの普通の子に使えるわけないだろ。

俺は、夜の空に舞っていた。

まてまてまてまて、これ完璧死ぬだろ!今飛行機みえたぞ。


「私を神様だと認めて、家に泊めてくれるなら助けてあげてもいいけどな~」


と自称神様が俺の横で飛びながら話かけてくる。


「ふがぁぐげぇんばぁ!」


だめだ。空気が口の中に入って声がでない。とりあえず俺をとめてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

『ピタッ』まさにそんな効果音がするほど、速く止まった。


「それで、さっきの交渉なんだけど、どうかにゃ?」


「とりあえずは泊めてやる。だけど、家から一歩も出るなよ。それが絶対条件だ。」


「決まりだね!」


自称神様が『パン』と手をたたくと一枚の紙とペンがでてきた。

契約書かなにかか?


「そう。契約書だよ!ともに私とすごして、神の試験を受かるまであなたと一緒にすごすの!」


「そのくらいか。それなら・・・・。」


そうして俺は自称神様と暮らすことになった。

まだ、ほかの小説を完結していませんけど、書いてみました。バトルものとは違うので、違う視点でとらえるのが難しかったです。

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