プロローグ4:旅は波瀾万丈であってこそ:二日目2
「まずこれからの予定について話しておこう」
そうメリカナが切り出したのは昼食の時であった。
昼食?誰が作ったのかって?私が作る分けないだろうこの阿呆が。
作ったのはメリカナで味も悪くはない。流石私だ、一度出会っただけでこの者の料理の腕前まで測るとは。
いや、これも私が世界の中心なのだから当たり前のことだったか・・・。
「リーシの町へは最短の二日でたどり着いてみせる。よって宿を取らず野宿生活だ。」
・・・了承しよう。私は心が広いからな。
「次にリーシの町にて言伝を伝えるべき人物の捜索をする。これは最短一日、これで課せられた時間の半分となる。後は行きと同じくこの場合だと三日だな、で帰る。」
予定に異議は無い。
貴殿は一日目普通に宿に泊まっておきながら野宿生活なのか?等と言う小物が考える事等私が考えるわけがないのだ。
「さて、休憩も終わりだ。先を急ぐぞ。」
「よかろう。後片付けなどせんからな。」
私を見つめる視線に言葉で返す。
いい加減私の事がわからん脳みそでもないだろうに何故こんな無駄な問答をしようとするのか理解出来ん。
「この先追いはぎが出ると言うが貴殿は狩るのか?」
この情報は嘘だ。
弱き者を助けるのが騎士の務め。しかしそんな事をしていれば王の命に間に合わず背く事になる。
どうするのか少し興味がわいた。その程度の質問だ。
「無視する。」
コンマ一秒の返答は清々しい物言いであった。
そして二言目。
「だいたい、この辺りは私の所属する騎士団が警備している。追いはぎ等という嘘にはだまされんよ。」
ふむ、これは本当に掘り出し物かも知れん。
今まで私とともに旅をした者の再長時間は二時間だ。しかしこの者は半日たとうとしているが拒否する様子はない。
この器量で冷静な思考。流石私、良い者を見つけたようだ。
「出発するぞ。準備は良いか?」
「誰に言っておるのだ。貴殿の片付けが早ければもっと早くに出発出来た物を。」
「・・・出発だ。」
うむ、しばらく退屈に悩まされる事もなさそうだ。
読んで頂きありがとうございます。
・・・。疲れた・・・。
何この更新速度・・・。
後キャラの性格、騎士って、おい!とかには「フィクションですから。」としか言いようがないです。はい。
ツッコミがとっても不足してるような気がしますが不足してます。ツッコミ待ちです。
色々文章とかのおかしい部分についてはそっと申し出て頂けると嬉しいです。
以下、入れる隙間がないちょっとしたキャラ説明。
■アイゼル 26歳 男 装備:槍
その辺りの傭兵。名は良く知られているが性格のせいで雇い主は皆無。
元々その辺の町民だったが何を思ったか傭兵に。まぁこの性格で町人に収まるわけがないけど。
金の亡者と言うわけでもなく、彼に言わせるなら「世界の中心であるこの私の元に世界の金が集まってくるのは当然の事」らしい。
この世界で姓があるのは貴族とかだけ。
■メリカナ=エジット 22歳 女 装備:剣、後なんかいっぱい持ってる
城の騎士。結構有名な騎士団に所属しているが騎士道に興味はない外道な人。
王に忠誠心がないわけではないが規律が堅すぎてやってられないとちょっと思ってる。
良く男の子と間違われるので本人は面倒くさくて否定しない。
アイゼルの女子発言に誰も何も言わないのは男と思っているのが間違ってたら気まずいから。




