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Lei-VERT!  作者: 弐式
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第32話 守護隊長と新聞社のお仕事!

晴天の輝く王都、今日もすっかり王都日和の空が続いています。

さてさてそんな陽気な日にも関わらず、表通りから少しだけ離れた薄暗い路地裏に3人の人影が。



「・・・目標、見つけましたけど・・・。」



1人は、どこか頼りなく報告をする青年。



「来たか・・・ふっふっふ・・・。ついに彼奴も年貢の収め時ってわけだな。」



1人は、なんだか楽しそうに顔を笑みで歪めた男性。



「大穴博打!金!金!金!!」



1人は、すっかり金の魔力に引き込まれちゃった女性です。

さてさてこの3人組、いったいどうしてこんなところにいるんでしょうか。

どうやらとある誰かを探していたようです。そして、その誰かを見つけたようです。



「金が接近中!ほら、さっさとカメラの準備しなさいよ!」

「いて!ブレるブレる!!」



もたもたとしながらカメラを構える金髪の男性。催促する黒髪の女性。

金髪の男性のカメラの先には・・・







「あー!あそこにケイスケくんみっけー。」

「うん・・・?って、ガ、ガメラ禁止だいぃぃぃぃいいい!!!!!!」

「バシエルさんソレどっかの怪獣ぅ!!!」







路地裏にて待つはアーダベルト、ローの新聞社の方々にケイスケ。

待ち伏せをうけたのは鷹の騎士団守護隊長バシエルにアルガレータ。





さて、今回のお話はズバリ言ってコレ、出番の少ない方々を巻き込んだお話。




















・・・なんだ?なんか今最初のナレーションですごいメメタァ!!な発言をしてたような気がするんだけども!!!


俺こと、山内圭介は表通りから裏通りに入ろうとした守護隊長さんとアルちゃんを待ち伏せしてました、マル。・・・なんでこんな事になったのやら。そしてなんと唐突な説明口調。

原因はこの人。今目の前にいるアーダベルトさん・・・だけじゃなく副社長のローさんも含めたアーダベルト新聞社だ。

平たく言うとさ、俺がバシエルさんと知り合いって情報をアーダベルト新聞社が手に入れたらしく突然家に転がり込んできたわけだ。

扉を開けて真っ先に一言。「「金の為に!」守護隊長バシエルを呼び出してくれ!!」うん、すっごい本音ダダもれっすよ。ちなみに金発言はローさんの言葉。

なんでもバシエルさんは重役なもんだから取材とか全部お断りらしく、少しでも情報があればそりゃ凄い高値で売れるそうだ。

で、それなら新聞にのせれば新聞が売れるんじゃないかと考えたらしい。・・・新聞よりも路地裏の住民の方々とかがアタッシュケース持ってやってきそうだなーっと思うんだけども。こう、強面の。

一応ちゃんと「お断りします!」と言ったんだけども、どうやら俺がバシエルさんと出会った辺りの情報まで手に入れたらしく、君が来ないならバシエルが来るまで張り込むのを止めない!的な発言をしだしたもんで、迷惑にならないように俺が付いてくる事になったんだった。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長かった。

実は、今日で張り込み14日目だったりする。

・・・二週間っすよ、奥さん。いや、奥さんとかいないけど。

記者根性というのか、アーダベルトさんもローさんもずーっと不眠不休に近い感じで張り込んでたからなー・・・。付き合ってりゃ相応の疲れが俺にも来るわけで。

さすがに夜までは一緒にいなかったけども、後はバシエルさんがぱしっと取材断ってくれりゃ万々歳!お疲れ様!俺!!ってかあんたがこう定期的にひよこ饅頭買いに来なけりゃこんな苦労は無かったんだよ!?


徹夜明けみたいなテンションで錯乱?しかける俺。

アーダベルトさんやローさんはバシエルさんの登場に浮かれきってる。バシエルさんがかまってくれないからかアルちゃんが俺の足下にやって来た。



「ねーねーケイスケくん。久しぶりだねー。」

「う?お、うん。そうだな。久しぶりだね。」



正気に戻って、ねー。っと微笑ましいやり取りをしてみる俺。アルちゃんはともかく俺ははためから見たら相当、気色悪いと言われるような感じなんじゃないだろうか。

まぁ、誰も見てないし。アルちゃんほっぽりだすバシエルさんが悪いよねーっとアルちゃんに言ってみると、うんそうだよー悪いのはバシエルくんだよーっとまた微笑ましい回答をしてくれた。

ありがとうねー、でもアルちゃんソレ何も考えてない回答だよねー。



「・・・取材はおごとわり。ぞうなんども記者にはがえじた。」

「お前さんはアレだ。俺達記者が記事にすれば好き勝手書いて真実が報道されない事を危惧してるんだろ?」



ちょっと遠くから聞こえてくるアーダベルトさんとバシエルさんの話し合い。交渉。

この世界でも現代と似たように記事の誇張とか、パパラッチ的な事がやっぱりあるそうで、アーダベルトさんみたいな記者はあまり好まれてないそうだ。

そんな嘘か本当かわからない新聞がひしめく中で俺は真実を報道する!という精神のもと立ち上がったのがアーダベルト新聞社だそうだ。っていう会社方針みたいなのをこの2週間聞かされ続けました。暇だったので。

とまぁそんな会社方針のせいで大手新聞社からは色々嫌われ者らしい。見たくないもの、本来は見せない方が良いものまでアーダベルト新聞社はすべて記事にするらしく、それが会社が路地裏にある理由らしい。


・・・相方のローさんはお金しか見えてないけど良いんだろうか。

・・・バシエルさーん。決まってる。首のとこ決まってますよー。頑張って良い事言ってるアーダベルトさんの顔がどんどんやばい事に、ようしゃない。

ローさんが助けてくれないよー、記事にした時の利益計算でトリップしてるよー・・・。アルちゃん、楽しそうに観戦しないで、お兄さん泣いちゃう。


・・・あ、落ちた。












「ったぐ・・・。だいたい城の重役の記事がきょが無しにできるわげがないことぐらい記者ならわがるだろ。」

「そこを乗り越えて記事を作るのがアーダベルト新聞社の良いところ!」

「じゃぁ国家反逆罪だねー。」

「主犯はこのアホ金毛です。あたしは脅されて手伝わさせたんです。」

「おいぃ!!」

「ローさん・・・。決断が早過ぎる。」



所変わって。ここは路地裏やや奥の・・・ひよこ饅頭店「ぴよひよ」の店舗の前。

目の前にはその辺の駅内とかでやってそうな小さな老舗の可愛い店。そしてカウンターにはごっついかつい傷だらけの強面お兄さんがいらっしゃるやおまへんやん。こりゃ表通りじゃお仕事できないわ。子供も大人も皆逃げてくよ、コレ。

そして何故か仲良く皆でひよこ饅頭買いに来た俺達。だってアルちゃんがひよこ饅頭!って言うんだもん。それに前食べたときに美味かったもんで。



「ひよこ饅頭・・・いぐつだ?」

「俺んとこは箱1個。」

「あー、じゃ俺も1箱でお願いします。」

「バシエルくん!みんなにあげるからいっぱい!」

「ん。じゃ箱452で。」

「そんなねぇよ。」

「じゃば42箱。」

「それでもその量なんすか・・・。」



多分騎士団の人に配るんだろう。ソレか・・・、いや、王族の人ってひよこ饅頭食うんだろうか。集団でひよこ饅頭をもさぼるアクレスティア幹部の面々・・・。うん、シュールだ。

接客も見なおした方が良いと思われる強面お兄さんから箱を貰うバシエルさん。続いてアーダベルトさん。怖くないようです。そして受け取る俺。もちろん手は武者震いを・・・いや、だから武者震いだって。



「結局、記事は諦めたんですよね。」

「諦めない精神って知ってるか?」

「金の魔力ってしってる?」

「ダメだコイツら早くなんとかしないと。」



主にローさんを。コレは酷い。


ひよこ饅頭片手に路地裏を表通りに向けて歩き出す俺達。いやぁすっかり路地裏も俺の庭と化して来たね!あんなに迷子になった路地裏も表通りまで俺がナビゲーション出来るまでになっちゃったよ!まったく素直に喜べねぇよ!

狭い路地裏を先頭ローさん、次に俺、アルちゃん、後ろにバシエルさん、アーダベルトさんで歩いて行く。



「ねーねーケイスケくん。」

「ん、なんすか?」



くいくいっと俺の袴を引っ張ってくるアルちゃん。妹みたいで微笑ましいよなー。実際こんな妹いたらリア充の仲間入りだよな・・・っちょっと現代の寂しい生活思い出した。やべっちょっと泣きそう・・・。

空に向かって顔を上げてごっくんと涙を飲み込む。赤ずきん◯ャ◯ャから学んだ涙撃退法だ!淋しい夜もコレで無問題!



「わたしね、しずかより楽しい方が好きだよ!」

「そっか、俺も楽しい方が好きだよ。」



一緒だねー。っと満面の笑みで笑うアルちゃん。あまりにも可愛かったので頭をなでなでしてみる。来るか!?なでポ来るか!!??

・・・まぁ、そんなもん期待しても無駄なんだけども。ってか幼女に何望んでるんだろう俺・・・。











なでるととっても嬉しそうだったのでわかれるまでなでてみた。

わかれる前にバシエルさんからありがとうって言われたんだけどなんでだろう。

アーダベルトさんとローさんは俺を送ってくれて、そのまま普通に帰ってった。ってか、ちょっとくらいフードの男の人について情報があると思った俺は負け組なのか・・・?



「ただいまー。」

「むぅ。」



家の扉をガチャッと開ける。桔梗さんがお茶飲んでた。なんか最近住み着いちゃってますね。

手を洗って俺の部屋に戻ろうとしたら桔梗さんに裾をひっぱられた。なんすかー、桔梗さんの歳だと微笑ましいはかなり無茶な表現になりますよー。

「むぅ」っと言って桔梗さんがとある方へ指先を向ける。

なにかなーっと、指の先を見る。





積まれた洗濯物を見て、今日はアリアさん月1の休日だった事を思い出した。

俺の休息はまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだまだ、先の事、らしい。

前回の反対で明るい話+出てないキャラを出す。というお話。gdってるのは否めない。

お仕事系の話は題名決めるの楽で素晴らしいと思ったり。

さて、久しぶりのバシエル、アルガレータ、新聞社の面々。副社長にいたっては初めて喋りです。

アーダベルトの喋り方が・・・?間が開き過ぎたせいか別人っぽい・・・OTL。

久しぶりにひよこ饅頭の事思い出したり。

アリアの月1の休日はアレだ。本当は3日〜1週間は取りたいんだけどその間会えないんで1日だけ休暇貰ってるんだよ、そう言うもんなんだよ!

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