*真緋 (シンヒ)
それでは4人目は、美人さんなこの子!
拙作で貴重な女性キャラ、ディーこと真緋ちゃん!
ちなみにこの子は表情がちょっと違います。もう少し朗らかに微笑む子です。また、髪の長さも腰まで届くのを束ねている設定なので、後ろ姿が異なります。
まあ!そんな細かい話はおいといて!
彼女はかなり人外みが強いキャラクターです。
自分自身がどんな存在なのか、言語化はしなくとも一番よく知っているのが彼女でしょう。
第52話でちょこっと触れていますが、転生する前も浮世離れした立場だったので、彼女の口調は前世とほとんど変わっていない、という設定です。
また、便宜上、“彼女”と呼称しますが、本人の言動はほとんど男性的です。表情や振る舞いには優雅さもありながら、この顔で胡坐かいて片膝立てたり、腕組みしたりします。
身長もアルフレッドや宵闇と並ぶくらい。骨格は女性的ながら、かなり大きい設定です。
そのため、全体を見たときに印象が“中性的”となる、そんなキャラクターです。
しかし、そのポジションは完全に仲間内でのお姉さん、でしょう。
みんなを等しく大事に想い、温かく見守っている存在です。
ただ、感覚がやはり人外なので、言葉が足りなかったり、ズレていることもしばしば (ここはあまり描けていない、かな?)。
特に、魔力に関しては「みんなこれくらい知っているだろう」と思っているところがあるので、言ってないことがたくさんあります。
ちなみに、その被害に最もさらされているのはおそらく宵闇でしょう。第45話とか、第61話とかで、そこらへんは描いているつもりです。
とはいえ、作者的にはかなり都合よく動いてくれる子なのでその点でも好きです。素直な良い子なので。
裏を返せば他の子たちがあまりに、ひねくれてたり、複雑だったりするので、彼女がいなければ話が空中崩壊するかもな…………(;'∀')
特に青藍はこの子がいなければ全く言うこと聞いてくれないし。
他の子たちも基本的に個人主義なので、“一致団結!”“仲良く頑張ろう!”みたいな思考がないんですよね。
間違いなく彼らを繋ぎとめていくのは、この子――真緋でしょう!
そのため、作者的に実は頭が上がらない(;'∀')
初期設定では、下手すると最も唯我独尊なキャラになると思ってたんですが、いざ書き始めてみると、かなり素直で優しい子になりました。
それでは、続きまして。
作中一番の問題児――。