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リスク無しの神様転生チートをお願いします。  作者: てらにうす
第1章 邪神>テラ
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4 シンドレアへの道のり

描写下手ですいません。

「さて、互いの自己紹介が終わったところで逃げないとな。」


シーラ姫に話しかけつつ、マッピング起動。

会話の内容で俺と一時的にパーティーを組んだと判断されたのかはしらねぇが、敵対生物表示で反応を示した。


さすがに邪神クラス・・高性能だな。

さらに敵対人間を赤にし、敵対モンスターを黒にしておく。


ふむ・・変化メイドさん頑張ってんな・・こっちにきてる山賊は4名。

まだ距離はある。


「俺はこの辺の道はそこそこ知ってるから山賊を避けて遠回りで逃げるぞ。」


『・・・わかったのじゃ。あの・・シャラ。いや、なんでもない。』


・・・仲間の安否が気にかかるんだろうが、さすがに村人の俺に助けてとはいえねぇよな・・。


街道の両脇に森がある。俺らがいる側の森に山賊達もいるからな・・街道を突っ切って反対側の森にいきたいとこだが・・・マッピング。


今ならまだ見えずに行けるか?


「街道を挟んで向こう側にいく。

街道に出る時が一番あぶねぇ、可能な限り走って抜けるぞ!」


『了解したのじゃ。』


さくっと移動できた。

なんか今まで夢中でわからなかったがこのマッピング、まさかチートじゃね?


敵対生物の動向が全部分かるんじゃ、戦争なら奇襲全部うけねぇじゃんか!

逆にこっちは奇襲し放題!やべぇな・・・熱くなってきやがった!


出来るだけ森の深いところをいきつつも、モンスターを全部避けるルートで街に向かう。


少し余裕が出てきたので今のうちに聞けるだけきいておこう。


「ところでよ、あんま突っ込んだことは聞いちゃならんだろうが敵については聞いとかにゃならんと思ってな。」


『じゃろうの。妾もはっきりとは分からんかったが、マクレイン・・これはさっきまでいた騎士隊長じゃが、そやつが言うには雑兵ではなく貴族の子飼じゃろうと言っておったな。』


「貴族か・・。継承関係のごたごたでもあんのか?貴族が自分達が従うべき皇族を狙うなんてよっぽどの利がないとしそうにないがな・・。」


『まぁそうじゃの。現皇帝の父上も大分お年なのは事実じゃ、後継者候補は第一皇子、第一皇女、妾かの。本来なら第一皇子ドミニクが継承するのがきまりなんじゃがな・・。まぁ色々あっての・・。』


眉をしかめつつてくてく歩くシーラを横目に、俺はこのイベントに参加することの危険をひしひしと感じていた。


継承問題かよ・・。やべぇな・・。

この国ついてもまださっぱりわかってねぇしな・・。


「てことは最悪シンドレアに着いたら死んだ者として捕えられてこっそり処理されちまうなんてことあるんじゃねぇのか?」


するとシーラは目を大きく瞬いて


『いくらなんでもそこまでするとは思いたくないがの・・。というかテラよ、お主村人の割にやけに貴族関係に詳しいようじゃの・・?』


「まぁまぁ、そういうこと知ってる平民もいるさ。」


内心ひやひやしつつ流した。

幸い処理されちまうのほうで考え込んで普通に流してくれたが、反省したわ。


俺は異世界人・・相当警戒しつつこの世界の知識を早急に身に着けねぇな・・。


マッピング・・・うーむ。山賊が一斉に移動してる。

こっちにはきてねぇようだ。


変化メイドさんが見事演じきったのだろうか?

この分なら日暮れ前にはシンドレアに入れそうだな。


んな甘いわけないよな・・。

シンドレアまであと1時間ほど地点まで来たとき、マッピングのおかげで猛烈な勢いでこっち向かってるのがわかった。


「やべぇ!敵の気配がする!シーラ、シンドレアまでスピードあげるぞ!」


『わかったのじゃ・・。』


シーラは愚痴も言わず必死に走ってるが、このスピード追いつかれるな・・乗り物にのってやがる。


なんで、こっちの居場所がわかってるかのごとく一直線に向かってこれんだ?


シンドレアに行ってるのは、シーラ生存を確信したら分かるだろうが俺らは森にいるんだぞ?なぜだ?!


「まずいな・・近づかれてる気がする。」


やべぇな・・捨て時か?確かにいい女でさらに好みだが、皇族だ。


現実的に考えて俺の女になれっていって平民にほいほい嫁ぐわけもねぇか・・。よし決断の時だな!


「シーラ!このままじゃ捕まる。俺がおとりになるからシーラはこのまままっすぐシンドレアに向かえ!」


『なっ!妾も一緒に行くぞえ!

無力な村人を見捨てて逃げるなどいくらなんでもそこまで堕ちれぬわ!』


走りながら顔を真っ赤にして怒りと共に言葉を吐き出すシーラ。


「馬鹿言ってんじゃねぇ!散って逝った臣下のためにも生き残るって言ってただろうが!無駄にするってのか!」


『くっ!』


泣きそうな顔でそれでも必死に走るシーラ向かって


「生きろよ!絶対だぞ!」


もう付き合いきれないと俺はその場に立ち止り手を振り敵に向かうふりをした。


『探せ!探せ!まだ生きてやがるはずだ!』


遠くから山賊の声がする。

どうやってんのかはシラネーがまじで俺らの居場所が分かってたみたいだな。


マッピング・・ふうシーラのほうへ向かって行ったか。

まだ敵対人間になってるってことはパーティー扱いってことだな。

どういう条件でそういう扱いになるのかしっかり確認しとかねぇとな・・。


あばよシーラ・・あわよくば俺の女にしたかったぜ・・。

俺はそっと反対側の森へ向かった。




+++現在のステータス+++


名前 ???→テラ

年齢 20

出身 地球→不明

身分 出身地不明により流民

スキル(★1~★5まで)

   ★5 ジャッジメント

   ★5 マッピング(邪神クラス)立体地図を脳内で展開、敵対生物表示

   ★1 自己鑑定

加護 邪神(地球)の加護

呪い 1黒き選択 2外道の道 3不信の心 4勇者への道

   5不屈の意志6殺戮の咎 7対立の導 8魔王への道

使命 神々により召喚された異世界人3名の抹殺(期限まであと50年)

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