表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リスク無しの神様転生チートをお願いします。  作者: てらにうす
第1章 邪神>テラ
2/165

2 俺なんかできんの?

「んっ、んん・・ここは・・。」


うー頭痛がひどい・・、たしか邪神に異世界にとばされたんだったな。

周りを見回すと、森の木陰で倒れていたらしい。

すぐ傍には街道らしきものがある。

見上げると空には2つの太陽が燦々と輝いている。


「異世界か・・・まじで来ちまったらしいな。」


パッと見た感じどこにも怪我はないし、地球で死んだときに着てた服じゃなく布の服をきてるようだ。


「とりあえず、ステータス。」


名前 ???→未設定

年齢 20

出身 地球→不明

身分 出身地不明により流民

スキル(★1~★5まで)

   ★5 ジャッジメント

   ★5 マッピング(邪神クラス)

   ★1 自己鑑定

加護 邪神(地球)の加護

呪い 1黒き選択 2外道の道 3不信の心 4勇者への道

   5不屈の意志6殺戮の咎 7対立の導 8魔王への道

使命 神々により召喚された異世界人3名の抹殺(期限まであと50年)


「・・・。抹殺ってまじかよ・・・。

呪いは多い上にスキルは少ないしおまけに流民かよ。」


やばいな、なんかハードモードな予感がしてきた。

せめてもの救いは期限が50年か・・。

ってそのころ俺70歳・・・。


「おしっ、しょぼくれててもしょうがねぇな!今ある能力でどうにかするしかねぇか。」


ん?いやまて、俺そもそもこんな前向きなやつだっけか?

そいや邪神が性格改善とかいってたような・・。

ちっ、なんか踊らされてる感がはんぱないな。


「とりあえず、手持ちはナイフだけか・・。あとはスキルの確認くらいか。ジャッジメント!」


シーン・・・特になんも起こらん。

あわてて周りを見渡すが誰もいなかった。


「あぶねぇ、いきなり痛い子認定されるとこだったな。マッピング!」


ヴォンという音と共に立体地図が脳内で視覚化された。


「ぐぁ・・・頭が割れるように痛い!ストップストップ!」


慌てて叫ぶと脳内マップが消える、情報量が多すぎて頭痛がひどい!

立体化してるせいで色々大変なことになっちまう。


使い慣れていかないとこりゃ相当きついな。。


感覚で情報量の遮断ができそうなのがわかる。

とりあえず必要なのは町の位置だけだな。さらに2Dでいいだろ。


・・・何回か使ってみたが情報量の遮断さえしておけば全く問題ないようだ。


「あ、ここファンタジーだったな・・街行く前にいきなりモンスターエンカウントとか勘弁だな。」


自分に敵対をいれておけばいいか。うーむ、結構いるじゃないの。

街道にそっていけばとりあえずだいじょぶっぽいな・・・。


「さくっと、街に向かいますか!」


歩き続けて1時間ほど、まだ街の外郭さえ見えないわけだが・・・街道上に青のランプが灯る。


注意深く歩いていき視認できる位置まできたときドドーンと爆発が起こる。


「おいおい。。。」


慌てて街道から逸れ木陰から様子を伺うと、案の定馬車を巡って戦闘中・・。

マッピング上俺に敵対してるわけじゃないから両方青だが数だけは分かる。


「馬車を守ってるやつらが4人で敵が50人ってとこか・・。」


これって王道のアレじゃね?

山賊が襲ってきて姫を守れー!ってやつ。


遠くから見てるので詳細は分からないがおそらくそんな感じ。


「俺村人LV1だぜ?どう考えても無理ゲーだろ・・。」


明らかにどうしようもないが、それでも異世界の戦いは見ておくべきだと木陰に隠れて近づいていく。


side シーラ


『姫様を守れ!馬車には近づけるな!』


騎士隊長マクレインが他の騎士を激励しつつ馬車に飛びつこうとした山賊を上段から切り捨てる。


「ひっ・・。」


切断された山賊の首が馬車の窓にぶつかりこっちを恨めし気にみつつ落ちていく。


『姫様!見てはなりませぬ!』


メイド長のシャラが慌てて妾を抱きしめ外を見ないようにしてきた。


「シャラ!妾のことはよい、多勢に無勢じゃ!そなたとメイとマイも魔術で援護せよ!」


体が震える、きっと妾の顔は今真っ青であろう・・。

怖い・・だが妾はなんとしてもシンドレアに着かねばならぬ。


戦闘経験豊富なメイド長シャラはさすがにこの危機的状況が分かったのであろう。


『メイ、マイ分かっていますね!』


『『ははっ!』』


メイ、マイが杖を握りしめ馬車の扉を開けつつ飛出しファイアーボールを敵に放つ。


ごうっ!人の頭ほどの炎が山賊に襲い掛かる。


『ぎゃぁ!』


ものの見事に山賊に命中したところで慌ててシャラが馬車の扉を閉め片手にサーベルを持ち警戒する。


『魔術師がいやがるぞ!弓だ!弓で魔術師を狙え!

騎士どもはおさえておけばいい!』


山賊の声が響きわたり、狙いが変わる。

マイ、メイが心配で慌てて窓から外を見てしまった。


マクレインは確かに奮戦しておるが敵が多すぎる!震えが止まらぬが言わねば!


「シャラ!そのほうも行け!そなたならかなりの戦力となる、妾を守るためにいてくれているのであろうが他の物が倒れればどのみち妾もお終いじゃ!」


シャラは少々黙ったがすぐに


『申し訳ありませぬ!』


と飛び出しつつサーベルで山賊に切り込む。


『ぐぁ・・姫様!お逃げを・・』


その時前方で守っておった騎士の一人が山賊に囲まれ倒れた。


『貴様ら!ただの雑兵ではないな!どこぞの貴族兵か!』


大剣を振り回しながらマクレインが3人ほど吹き飛ばす。


『マクレインはやっかいだ!囲むだけに任せろ!番え!放てー!』


山賊共が一斉に矢を放ち、余りの数に対処が間に合わないマイとメイに降り注いだ。


「マイー!メイー!」


致死量の矢を受けながらもマイとメイは魔術を暴走させ特攻する。


『『姫様どうかお逃げをっ!!』』


前方と後方で爆発が起こり馬車を煙が覆う。


『くそっ!自爆魔術何ぞ使いおって!シーラ姫だ!

シーラ姫を集中して狙えー!』


山賊はかなりの数減ったようだが煙でよう見えぬ。


『姫様馬車はもう駄目です!森に行きます!』


シャラが煙の中から現れ妾の手を取り慌てて引く。

涙が止まらぬ、ずっと傍で仕えてくれたマイとメイが・・。生きねば・・。


『シャラー!姫を頼んだぞシャラ!ジル、ダイ!マイ、メイに後れをとるな!』


『『・・応!!姫様ご無事を!マクレイン様お先に参ります!』』


他の騎士達もの声も弱い。走りつつであったが何をするのかわかってしもうた・・。


「やめっ!」


ドゴーン。馬車の左右で爆発が起こる!


『ぎゃぁ』


山賊の悲鳴が聞こえる。

妾はシャラの手をとり必死に走った。大事な臣下達が・・。


『くそ!煙で見えねぇ!森だ!森の中に逃げ込んだぞ!追えー!』


山賊の頭の声が響き渡る。

必死に走るが妾の足では・・・森にはいるとすぐシャラが服を脱いだ。


『姫様!服を交換してくださりませ!』


シャラも死ぬ気じゃ!妾に力がないばかりに・・涙が止まらぬ。


「これ以上失いとうない!シャラまで犠牲にしとうない!」


錯乱気味の妾の頬を衝撃が襲う。シャラがキッと睨む。


『しっかりなさいませ!皆が何のために命を捨て姫様を守ろうとしたかわからぬ姫様ではないでしょう!』


そうじゃ・・生きねばならぬ。

ただ生きるだけでこれほど辛い目にあわねばならぬのか。


だが、妾は皇族・・皆の命は無駄にできぬ。


「ひっく、今まで大義であった。シャラ、あの世で先に待っておれ!」


服を交換しつついう。


『もちろんあちらの世でもお仕えしますとも!ですが姫様がいらっしゃるのは当分先に願います。』


にっこり笑うと至宝変換の指輪を妾から受け取り妾に化けたシャラが反対方向に走っていった。。


side シーラ end


シャラ、マイ、メイはシーラ姫を幼少から支えた戦闘メイド達です。

魔術能力は高かったのですが、いかんせん前衛がいないと・・・。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ